飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

配膳ロボットは危険な存在?。

昨日

ワンカルビさんで配膳ロボット(丸いやつ)をうまく使っている

という話を書きました。

これはワンカルビ豊中夕陽丘店(大阪)の話でしたので、

他のお店はどうなってるのかはわかりませんが

考え方が同じなら多分うまくいっているのでしょう。

 

ブログをあげてから気が付いたのことがあります。

すごく単純ですごく重要なことですが

ワンカルビさんのホールの状況をみて気が付きました。

それは

 

こんなやつです

「配膳ロボットはのろまで気が利かない」

ということです。(言葉が悪くてすみません。)

 

ワンカルビのホール係さんは

「空いたお皿をおさげしていいでしょうか?」といってお皿を回収してくれます

ドリンクをこぼしたらふきんを持ってきてくれます。

グラスが空いていたら「おかわりを注文されましたか?」と言ってくれます。

スピーディなスピードで歩いています。

お肉とタレの説明をしてくれます。

網の交換をしてくれます。

 

その他いろいろ、にこやかに礼儀正しくやってくれます。

 

配膳ロボットは上記の仕事をなにもしてくれません。

ただ、ゆっくりお皿をテーブルの近くまで運ぶだけです。

 

これだったら、ホール係のアルバイトさんがもう1人いたほうが

よっぽど役に立ちます。

 

っていうか、いなくても、問題ありません。

 

ゆっくりゆっくりはこぶだけのアルバイトさんは

残念ですが不採用になるはずです。

 

巷では配膳ロボットは月換算50000円位ですので

180時間営業したとしたら277円の時給になります。

一見お得に見えますが

 

配膳ロボット1台は

アルバイト1人分の仕事がぜんぜんできないのだ、

ということをまず知るべきです。

もし、人間が配膳ロボットと同じような行動をとれば

たちまち「クレーム」になるでしょう。

 

つまり

277円の時給でも採用の価値はないということです。

 

こうやって

ピークタイムに人間と一緒に配膳ロボットが働いている姿を

目の当たりに見て

「役立たず」だとわかりました。

 

チェーン店の中にはタッチパネルで注文させ

配膳をこのロボットに任せているお店もありますが

毎度毎度 

極端にのろまで気が利かない従業員を

ホールにだしていたら

お店の売り上げがどうなるのか?を

理解しているのでしょうか。

 

心配です。

配膳ロボットは採用基準を満たさないホール係です

野放しにしてはいけないのではないでしょうか。

 

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