飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

食事の場所に秘められた「リラックス」の大切さ

今週は

アルバイト卒業生が4組ご来店されました。

2024年卒業した人が3組。2020年に卒業した人が1組、それぞれ友人や恋人をつれていました。お互いに連絡をとりあったわけでもありません。

「なぜかな?」

過去の卒店式写真を見て、少し考えてしまいました。

 

 

6月といえば、新しい仕事に慣れて少し余裕が出てきたのかもしれません。

東京に就職していた人も、「ちょっと実家に帰ってきましたから」と言いながら、来てくれましたので、やっぱりすこし慣れて、リラックスした時間を取っているのでしょう。

会社としても「ここらでちょっと息抜きしたらどうだい?」って感じでしょうか。

お店ではいろんな研修の話とか、今後海外に行く予定がある話とか、いろいろ聞きました。

 

地元在住のAさんは

 

「年末、正月働けますよ」と言ってくれました。

地元の人なので「帰省の多い、年末は働いてくれよ」と言っていたのですが、職場の雰囲気を見て、満点回答してくれました。嬉しいもんです。

 

2020年の卒業生といえばもう社会人になって5年目ですから、貫禄十分。

3人の友人と一緒に、ほんまに食事を楽しんでいました。

 

もう「元バイト」ではなく「お得意様」です。

 

飲食店は料理を楽しんでいただく場所ですが、当店のようなメニュー構成、価格構成のお店は、「食べるだけ」では存在が成立しません。

楽しんでいただくためには、良い人間関係が不可欠です。私とお客様の人間関係だけでなくお客様同士の人間関係もリラックスしたものである必要があります。

 

大勢で飲んでバカ騒ぎする場所ではなく、

緊張した相手と公式の食事する場所でもなく

家族や親しい友人とリラックスした食事ができる場所でありたいと思います。

 

その基礎は、店員と店長、店員と店員同士の人間関係が適度にリラックスしていることがポイントなのかもしれません。

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