飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

パワハラになるやろなあ

手前味噌な話ですが


すこし、ややこしいことになりました。


アルバイトさんに用事ができて休んだり、交代したりすることはよくあることです。

当店では 急に都合がわるくなってシフトに穴があいてしまうようなときは、まず店長に連絡してもらいます。原則として自分での交代手配はしない事になっています。しかしなかなか徹底できず、ご自分で代わりを探してしまうケースが後をたちません。


それでも、うまく交代が見つかるときはまだいいのでですが、、、、、、

先日、アルバイトのAさんが翌日19時からのシフトに入っていたのですが休まないといけなくなってしまいました。すぐに私にラインしてくれたのですが日曜6時で忙しかったので、すぐにはラインが見れませんでした。そこで、あせったAさんはアルバイトのMさんにラインで交代を打診しました。ところがMさんは翌日17時からシフトに入っている人でした。AさんがMさんに交代要請をしたらMさんは17時INを19時INのシフトと交代する依頼と思いOKしました。Aさんは交代が成立したと思い自分は休めると思いました。


どうですか、理解できました?


Mさんはその時お店で働いていたので 口頭で私に 翌日のシフト交代を報告してくれました。その後、私はラインで、Aさんからのシフトキャンセル依頼をやっと読むことができました。


そのラインをみたら、翌日Aさんが19時INを17時INにしたぐらいで解決する用事には見えなかったので、両名に再確認して誤解を確認し、翌日のシフトの再修正をしました。もちろんAさんは休んでもらいました。


「休む場合は私に連絡するだけでいい」「自分で手配しなくていい」と何度もラインに書いたり、直接伝えてるんですが、半年もするとこんな事件が起きます。


今回のようなことになると

2人に事実確認して→事実確定し→適切なシフトを組み→2人に知らせて確認、と何倍もの仕事をする事になります。

「だから、自分で探すなよお、」と言いたくなるような気持ちになりますわ。2度手間は嫌いなんです。


他の人に「なんで自分で探したくなるの」と聞いたら、 他のバイト先がみんなそうだから、、だそうです。でも バイトがバイトを探してもほとんど交代は見つからないそうです。

店長さんが体調不良の人に交代を探すように命じるときもあるそうです。

店側としても、どうせ交代なんか見つからないから、キャンセルしたヤツへの、せめてものイヤガラセなんでしょう。

これ、パワハラやん。

大部分のバイト先がこの状態では、若い人は楽しく働けませんわ。

働き方改革」ってこのへんにもツボがあるんちゃいますか。


当店のケースとしては

アルバイトさんが自分で交代を探したほうが店長も喜ぶと思ってやってくれるんでしょうが、私にとっては嬉しくないのです。

アルバイトさんのキャンセルが確定すると

①キャンセルのままでも営業可能か?確認

②他の人のスケジュール延長変更で対応

③他のアルバイト手配

となるわけで①、②で解決するケースも多いんです

もしかして

③のケースになっても 誰に頼むかは日頃の働き方を見て決めるのでバイト同士で決めてほしくない


アルバイトに休まれるのは困るでしょうけど、

本人は給料がもらえなくなるんだし、それなりに理由あるやろし、

キャンセルの頻度高いんなら 職場に違う問題があるかもしれんし、、、、とにかくパワハラまがいの対応はやめてほしい。


アルバイト労働全体が誤解されるし。