飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

求人倍率

今週のお題「読書感想文」

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やはり、

7月の有効求人倍率が下がり

1.08になったようですね

飲食店では1を下回っているみたいです

人余りになりますな

これは

人工的に需要が削減された結果です

 

政策として需要の抑制が行われたのですから

その逆もあります

GO TO EAT キャンペーンが

その一例です

 

9月の連休あたりで GO TO  EATが

実施されればいきなり人不足になるかも

しれませんね

 

今、求人が減っている理由が

 

ダブついているからなのか・・・

 

売上が見込めないからなのか・・・

 

このむ2つは、大違いですね

 

今、

ダブついてないと 

ヤバイですよ

来月以降

せっかくお客さんが

来てくれてるのに

お店が開けれない事になる

 

 

そして

仮に

有効求人倍率が低い状況が続くと

何が起こるか・・・

 

それは


全国の「飲食店長」が

えらそうに振る舞うようになるでしょうね

 

なんぼでも採用できる状態が続くので

アルバイトさんを「辞めさせない」という

気持ちが無くなってしまい

パワハラまがいの使い方が横行します

 

ちょっと前までのデフレ時代は

ほんまにひどかった

平気で やめさせてしまうものですから

 

 人が育たない

   ↓

育たないから 

うまく営業できない

   ↓

お店の状態が悪いので

無能な経営者が「人不足」と言い出す

 

 →でも人件費の%は下がらない

  (辞めてるから)

    ↓

 人手不足を感じながらも人件費が

 下がらない

  という アホ な現象が起こる

 

こういう事が起こらない事を願います

 

求人倍率が 

上がろうが、下がろうが

 

早期退職によるコスト圧迫と

短期採用による生産性低下が

 

不健全な営業と財務危機

を引き起こすんですよ

 

営業状態が良いお店は

退職率が低いんです

 

求人倍率報道に惑わされてはいけませんな