飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

新人育成がうまく行ってます。

新1年生のHさんの成長が目覚ましいです。昨日はもう一人のアルバイトが休憩中のとき、Hさん1人がホール係だったのですが、3組くらいいっぺんに入ってこられました。普通のホール係の人ならは大丈夫なのですが、Hさんは入店1か月あまりです。「大丈夫かな」と思いましたが、必死になってやり切ってくれました。もちろん私のフォローもありましたが、何よりうれしいのは「真剣になってる」事が伝わってくるからです。伝票の書き間違いとか、言い間違いとか細かいミスはあてってもお客様に対してミスやロスが無ければいいんですよ。ちょっとしたミスはあとで「笑い話」になるだけですから。

 

このHさんは昨日で10回目くらいですが、スケジュールで特定の3回生さんと何度も組み合わせました。この人「同郷の人」です。同郷の先輩だったら、質問しやすいし、仲良くもなれるかな?と思ったからです。正直このHさんについては、私や妻はほとんどトレーニングしていません。我慢しました。「慣れたかあ?」とか「こまってないかあ」とかの声かけはしていますが、育成は先輩たちに任せました。

この方法はまんまと当たった気がします。ほかの先輩にすれば、「新人なのに結構出来てるな」と映るでしょうし、同郷の先輩との会話はどんどん地元話になっていて、親密さが確保できていると思います。あとは私たちがメンターとなって、時々声掛けしていれば、ちゃんと成長してくれるようです。

やはり新人を育成するときの一番のPointは誰が担当するか(パーソナルパートナー)、と、パートナーのスケジュールに新人のスケジュールをどれくらい合わせる事ができるか、ではないでしょうか。