飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

祝日のショッピングモールにて・・思う事

月曜日を定休日にしましたので、昨日 奥さんと映画を見に行こう!ってなりました。エキスポシティに行ったのですが、いきなり広大な駐車場が「満車」、施設内は人でごった返してます。ふだんは日頃祝祭日にショッピングセンターに行くことのない我々は驚きの連続です。人々のココロに「人流抑制」なんて意識はなくなってますね。これでよくオリンピック中止とか、高校野球の観客制限とか言ったもんだわ、、、。

楽しく映画を見て、回転すしのお店にはいりました。100円ではなきけど、すごくおいしかったので、食べすぎました。でも酒類販売停止だったので、お酒は飲まず、です。お会計を見たら、いつもの30~40%安い感じです。おなかの具合からみたらもっと会計は高いと思ったのですが、さすがにビール飲んでないから「安い」。

でもこれは、そのまま飲食店の収益に関係する事です。フードコストの高いお寿司は普通に売れているので、人を減らして人件費を下げる訳にはいきません。フードコストの低いドリンクやお酒の出数は激減しています。つまり、売上げは下がり、利益率はさらに下がっている飲食店の懐事情が見えました。かわいそうですね。

ショッピングモールのお店は、休む事も許されません。大きな企業だから、こっそりお酒を売るなんてできません。お店の前には、一般市民が「密」をなしています。

「誰のためにに酒の自粛や営業時間短縮があるのだろうか?」と思って当然だと思います。その上協力金は毎回日額5000円とか1万円とか説明なく値切られています。

このへんが、自粛要請を受けないお店の増加の背景だと思います。自粛要請拒否のお店の味方ではありませんが、自治体はどんな言い方で要請に従ってもらうようにおねがいするのでしょうか。このままでは地方自治が信頼を失い、崩壊してしまうのではないかと思います。