飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

酒類制限をいつまでやってるんでしょうか。

12月の勤務スケジュールが出来上がりました。隙に無い状態にしました。

11月になって通常営業になりましたが、最初は夜のご来店が無かったり、売上げが低調だったりしましたが、週が変わるたびにお客様の来店時間、滞在時間も変化してきたのではないでしょうか。当初は「お酒のめますか?」とか確かめながらご来店いただいておりましたが、今はどういった問い合わせもありません。

カタチの上での通常化はしていますが、消費者心理の「通常化」には時間がかかると思います。機械や規則は一瞬にしてセッティングを変える事ができますが、人間の心理は時間をかけてリセットされていくのです。個人差もあります。

こういう常識的な判断ができる人が殆どなのに、報道を見ていると、消費動向が戻らない事をことさら問題化して、検証しようとする番組が多いです。嘆きを覚えますし、ある種のフェイクニュースと言っていいのではないかと思います。

実力があって、対策を講じていた事業は早めにスムーズに業績を戻すででしょうし、何もしていなかった事業では時間がかかるのでしょう。

個別な努力の差によっておこる現象を「社会現象」として扱わないでほしいです。

 

もひとつ、納得がいかないのは、11月時点で厳しい規制を引いている業種です。

政府は次の流行に対する緩和対応の内容を発表しています。ですから各事業はその基準に合わせていくべきだと思います。その内容においてアルコールは止めないことになっております。

阪神競馬場は11月になっても場内でアルコール類が提供されていないし、ネット入場だけで当日入場ができません。何が怖くていつまでも制限しているのでしょうか。何かが起こってやり玉に挙げられるのが怖いのでしょうか。

こういう業種には「いつまでやってんねん!!」という逆同調圧力をかけてやりたいですね。

JRAさん、どうですか?政府方針と違う方向性について、合理的な理由はあるのですか。競馬のお客さんには酒を飲ませたら危ないのだ、とでも公式に言いますか?