飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

”昼飲み”が成果を出しかけている

”ボーナスサンデー”をあてにしたことはありませんが、さすがに先週の週末は「こりゃボーナスサンデーやなあ」と思いました。

 

その前の週の倍に近いの来客&売上げです。感謝。

 

手前味噌な話ですが、感染騒動の混乱期にあれこれやっていたことが少し実を結びました。

 

まず第一に、土日のランチ・昼飲み営業です。

コ〇ナ前は土日4時開店でしたが、2年前から12時開店にしています。(その代わり月曜日は定休)

 

夜はぜんぜん、お客様がこなくなってしまった時期にやけくそで昼飲み営業しましたが、最初は全くご来店が無かったです。

アルバイトさんを1人入れるか、どうするかか迷う状況でしたが、ランチメニューを入れ替えたり、インスタや公式LINEで粘り強く告知したりしているうちに、ぼちぼちお客様が増えてきました。

 

ボーナスサンデーとか阪神競馬の重賞レースの時は、にぎわうようになりました。

当初は12時台が忙しきなるのかな?と思っていましたが、現実は2時以降の昼下がりのほうが御来店が多いです。リピーターが多いし、ランチコースとお酒っていう組み合わせも多い。

 

休日ですから”昼飲み”気分なんでしょう。

 

当初の予測とは少し違いますが、そこそこ成果になってきました。継続はチカラなり、です。

16時開店のお店が12時から開店したからといって12時から売上げがどんどん来るわけではありませんが、14時位からの売上げが増えて来て、16時台の売り上げは従来よりもかなり上がって来るのです。

 

こういうふうに、営業時間を早めることによって、本来の営業開始時間だった16時台の売上げが伸びる事を「カラーアワーの売上げ向上」と言います。カラーとは襟とか袖とかの意味です。延長した12時~16時の来店客数だけを追いかけていては本質は見えないのです。

 

 

いまだに深夜の売上げは回復しません。21時くらいでお客様がいなくなってしまうことが多いです。

 

それでも時短解除された直後は20時でお客様がいなくなってしまっていたので、これでもマシになったほうです。

 

これまた最大23時30分まで営業のスタンスを崩さず、いろいろ工夫していけば、

まずは20時台の売上げが伸びて来て、21時台も伸びてくるような流れになるはずです。

 

継続的に売上げを「伸ばす」「作る」「創る」ことは難しいですし、予測と違った結果になることもありますが、あきらめたら終わりですから、やり続けるしかないと思います。

 

”昼飲み”ですこし「光明」が差してきたことで勇気が出てきました。