飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

自粛明けの「人不足訴求」はもう通用させない。

関西もまん延防止重点措置を要請することになりそうです。飲食店には自粛要請となるでしょう。

昨年暮れに要請解除になった時の事を思い出してみると、、、、

お客様が戻ってきて商売が繁盛しだすと「人が足りない」という報道がよく出てました。

自粛期間に辞めた人が戻ってこないとか、採用しようとしたが応募が無いとか、それらしい理由を付けてました。

今回の自粛はおそらく短期で済むだろう、、、3月になったら飲み薬も出回るので、収束するんじゃないか、、、ともいわれています。 私もそう思います。

 

では、収束して売上げが戻ってきたら、また「人不足だ」と言い出すのでしょうか?

それではアホすぎます。

 

自粛期間の退職を抑えるためには何をすればいいのか

自粛期間に新規採用するにはどうすればいいのか

自粛明けの売上げ回復の波をどう予測するのか

 

何回も自粛・緩和をくりかえしえているのです。自店舗に必要な対策は、もうわかっているでしょう。まだわからないんだったら、それこそ問題です。

 

たとえば、退職予防に効くのは「緊急雇用安定助成金」(3月まで延長)とかもありますし、他には、手紙を書くとか、、、いろいろあります。

お店の特徴に合わせた事をする事が大切です。自粛期間中に無料(安価)でごはんたべさせてあげるとかもある。

 

新規採用について、、、 自粛期間はチャンスかもしれません。ほかのお店は「募集と採用」について消極的になっていますので、張り紙1枚だしているだけでも効果があるはず。

自粛期間ですから。すぐにバリバリとは働けないことや、それでもちゃんとトレーニングしていくことは説明したらわかってもらえる。応募者にとって「バイト先が確保できる」ことのほうが大切だ、ということが理解できていれば、いろんな策がでてくるはず。

 

いまこそ、真剣に考えぬいて、自粛期間における人材対策を実行していきましょう。私もそうします。

 

自粛明けに「人が足りません」とか言うて、テレビにでてくる飲食店長さんはいつも同じ顔触れです。(言わされてるんでしょうけど)

 

飲食店は、そんな情けない経営者だけではない事を証明したいと思いますねえ。