飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

閉店時間前後のお客様の動きって微妙ですね。

時短で9時閉店なので、閉店がスムーズにいきませんね。

 

閉店時間の9時ごろ大学生の2人づれのお客様がおられました。それまでの会話で仲良くなっていましたので、おもわず言ってしまいました。

閉店時間の5分早く帰るお客様は粋だなと思われ、5分すぎて帰るお客様はナメられます・・」と。

そのとき彼らは閉店時間をすぎてから帰る用意をはじめ、テーブルの食器をまとめていましたが「もう、今となってはそんなことしなくていいんだよ、すでに閉店時間すぎてるのだから」と一言。

彼らは「いつもこうやって片付けてるんです」って言ってました。

そんな事で「誠意」を見せてももう遅い。閉店時間前なら「粋な行い」ですが、従業員はすでに残業状態に入っていますしね。お店の事を考えてくれるなら、あと数分早く帰ったほうがいい。

すでに何時間もお店にいるのだから最後の数分の調整ぐらいできるだろ。

 

これは、あくまでも、大学生さんへの教育的指導です。お客様への挑戦ではありません。

たとえば、毎回約束時間に5分遅刻する友人って周囲からどう思われてますか。

迷惑とかだらしないとか、信頼を失っていますよね。5分といえども他人の時間を浪費させるからです。

毎回閉店時間を5分すぎてお帰るになられるお客様も5分間他人の時間を浪費させているという意味では「5分遅刻」と同じなんです。

とりかかるのが遅れる人も、仕上がりが遅れる人も どちらも同じように周囲に迷惑をかけるんです。

こういう人は「だらしない人、粋じゃない人、信頼できない人、」という評価を受けるんです。

それでも友達を失いたくなかったら、仕事で絶大な成果を出すしかない。

それができなない凡人ならば、「早くとりかかって早く帰る人」になってください。

同じ成果ならば、それのほうが評価されますし。

 

ってことを伝えたかったんです。

 

私自身は残業しているという気持ちはありませんので、少々の時間オーバーは気にしていません。お客様ですから。

でも私が他のお店を使うときは、絶対に閉店時間前に帰りますね。