飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

人が足りんお店はそんなに多くないのですよ。気を付けてね。

先日、とある業社の担当者さんが変わりましたので、ご挨拶に来ていただきました。結構重要な案件があったので、時間をとってお店の事についてお話をしました。

 

そこでわかったのですが、一般的には、飲食店と業者さんのミーティングにおいて飲食店側が「充分な従業員は確保できています」という認識を示す事はスタンダードではない、という事。

 

会話の流れの中で、新しい担当者に「人はなんぼでもおるで!そこには問題なんかないねん」と言い切ると、担当者は絶句。

「あたまが真っ白っ」ていうのでしょうか。次の言葉がでてこないようです。

 

仮に私が「イヤー、人がおらんのよ。人さえおったらなあ。」とか言うと、それに合わせた話題はいくつか持ち合わせていたようですが、それが使えないようなのです。曰く「『人がいない』というお声はいつも頂戴するのですが・・・・・」で終わる。

 

だったら、なぜ従業員が充足しているのかを話題にして、いくつかの質疑を自分のノウハウにして次のクライアントで話せばよいのですが、そういう傾向もない。

 

「すごいですね~」で止まってしまっている。

 

一応、

夏に向けて人を充足させるために、長期(中期)休暇を予測した採用活動をしたとか、OBを手配したとか、お話をしたのですが、まったくアタマに入っていないようですので、途中でやめときました。虚しい。

 

こういう経験は本当に多いです。他の飲食店さんが謙遜して、人不足をカムフラージュ―しているケースもあるとは思いますが、業者さんは「聞くだけ」なので、おかしな情報に凝り固まる傾向が出ますね。

 

飲食店出入り業者のみなさん!!

結構人不足ではないお店って多いですよ。

アルバイトさんは辞めさせなければ自然に増えて充足します。

 

そう思って、飲食オーナーと接してください。あいての(うそ・謙遜)に騙されないでね。

 

PS

ほんまに人不足のオーナーとお話してもビジネスの成果はでませんしね。使い方が悪いから辞めるんだからね。