飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

ドリンクバーはグラス交換制です、て

先日、レベルが高いと評価したレストランで、考えさせられる事があったのを書き忘れていましたので書きます。

 

ランチとドリンクバーを注文したところ

「ドリンクバーは『グラス交換制』で、よろしくお願いします」と言われました。

 

別に、疑問もなく「はい」と答え、好きなアイスコーヒーを入れに行きました。

 

アイスコーヒーを注ぎながら、「グラス交換制だから飲み終わったコップはどこに置くのかな?」と思ってあたりを見渡したところ、食器返却口のようなものがありません。

 

「はて?」

 

ランチをもってきてくれた店員さんに、「飲み終わったグラスはどこに返却するの」って聞いたら、

 

「テーブルの上に置いといてください」・・・・・。

 

 

よく聞くと、

 

飲み放題のときのなどでは、グラスが足りなくなったりしないように、とか、1回で何杯も注文される事を避けたりする、とか飲み残し防止とかのために、「グラス交換制」をお願いするのですが、ランチのドリンクバーにおける「グラス交換制」は目的がちがいました。

 

「感染対策」です

 

飲み終わったコップをもって、うろうろされたり、そのコップにドリンクを直接注がれたりすると不衛生だということでした。(ストレートなそう言われたわけじゃないけど、、、)

 

「なるほどなあ」

 

レベルの高いお店だからそこまで考えて、一言添えたんですなあ。

 

「毎回新しいグラスを使ってください」ってことなんだね。

 

良い経験をしました。

 

私ら、「グラス交換制」ときけば、商売上、「飲み放題システム」に直結してしまうので、誤解してしまいましたわ。

 

皆さんの中でも、誤解しかかった人いませんか? 私だけですか?

 

でも、

このドリンクバーにおける「グラス交換制」の発想が、一部のお客様の神経質なクレームからはじまっていない事を祈りますわ。

 

本質的には、過剰反応だと思うし、ドリンクバーの存続を危うくするような発想でもありますから。

 

よく考えたら、難しい取り組みですよ。

 

 

 

ドリンクバーよ 永遠たれ!!

 

ドリンクバーファンとして 切に願います。