10月16日、仁川に新しいラーメン屋さんができた件、でこのシリーズを書いています。
詳しいいきさつはバックナンバーでご確認ください。
新しいラーメン店のご店主と従業員のおふたりが当店のお客様としてご来店されました。夜遅い時間だったので、営業終了してからの食事だったんでしょう。
胸に店名の刺繍の入ったシャツを着ていたし、顔に見覚えがあったので、飲食店店長同士としてご挨拶をすることができました。
先方もお客様としてラーメンを食べに行った私を覚えてくれていたみたいで、スムーズな会話となりました。
「仁川ラーメン戦争のブログを書いてまんねん」とは、言えませんでしたがね・・・。
でも、新店のラーメン屋さんが私のお店に来てくれたおかげで、店主の人柄とか、他にどんなお店をしてらっしゃるのか、とか、就業員に対する態度、とか、現在の売上げをどうとらえているのか、とか、よくわかりました。
詳細な個人的情報の提供は避けますが、
今回、お会いできたことで、感じたことは
新しいラーメン屋さんは 「ド素人ではない」ということです。
チェーン店の雇われ店長でもなく、個人事業として根を下ろしている人であること、そして今回のグランドオープンは計画的なのだ、と感じました。
新しいお店は店舗経営のバランスが良いと感じていたのですが、その理由もわかりました。
例えば
客席数、テーブル数、面積、従業員数、味のタイプ、値段、営業時間、立地 に関してうまくバランスが取れていれば利益が出ると思います。
逆に、すごい良い立地なのに狭すぎる とか、客席数が多いのに人やテーブル数が足りないとか・・バランスを欠くと、最大利益に到達しません。
こういうことがわかっている人に見えました。
ですから、今回のラーメン戦争は プロ VS プロ の戦いなのですね。
ワクワクしてきました。
新店の課題は「オペレーション」
老舗の課題は「サービス」
という分析です。
相手の弱みを攻めるのか?、自店舗の強みを生かすのか?、自店舗の弱みを改善するのか?
どんな戦略・戦術をとるのか、これからも、よく観察したいと思います。