飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「新しい宴会」で繁盛店になる、かも

昨日、店休日を利用して、新大阪近辺で友人と会食をしておりました。

 

新大阪近辺は京都や神戸からのアクセスも良く、昼飲みできるお店も多いので、いつも使わせていただいております。

 

しかし、昨日は新大阪の構内の状況がこれまでとは一変していました。

まず、

 

「人が多くなった」

 

駅の利用者があきらかに増加していて、込み合っています。3年前の雰囲気になってきました。外人さん(観光客)も多かったです。大きなキャリーケースを引いた20人くらいの西洋人の方の集団とすれ違いました。全員ノーマスクでいろいろお話されながら歩いていました。

 

感染対策とか水際対策とかはもう有名無実ですね。

 

その後、予定した海鮮系の飲食店で楽しく飲んでました。このお店にはアクリル板がありませんでした。

 

わりとへんぴな場所にあるのお店なので、ゆっくり飲めるな、と思っていたのですが、予想に反してどんどんお客様が入ってきました。そして最後に20人ぐらいの予約団体が入ってきて、完全満席になりました。

 

80席くらいのお店はすごい熱気。お客様同士は楽しそうに会話しておりますが、大きな声をだしたり、周辺に迷惑をかけたりする人はいなかったので、全体が活気にあふれていました。まさに繁盛店です。我々も元気になるような感じで、お店は良い状態でした。月曜日なのに。

 

もっと驚いたのは

その20人ぐらいの団体さんが「ロンドンブーツ1号2号の田村淳のオンラインサロンのメンバーの宴会」だったことです。

 

これかな

老若男女入り混じった宴会だなあ、と思って、「どういう宴会なんですか?」と参加者に尋ねたら、快く教えてくれました。

 

会社や大学サークルの宴会がないので12月の売上げは期待できないなあ、と思っていましたが、こうやって新しいカタチの宴会がある事を知りました。これは収穫です。

 

オンラインサロンっていえば、SNSに精通している人々の集まりだと思いますが、宴会はオンライン飲み会ではなく、アクリル板の無いお店で集まって呑むんですね。嬉しい。交通便利な新大阪だからかもしれませんね。

 

人間同士、何かつながりが発生すれば、「ちょっとみんなで飲みましょうか」ってなるんですね。これまでの単位での宴会がなくなったとしても、新しい結びつきの宴会をしていただけるように、アピールしておけばよいのだと思いました。

 

とにかく、この繁盛店さんにはいろんな意味で勇気をもらったし、刺激されました。

がんばろう!と思いました。良い経験です。