飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

どんな人でも、正直ならばそれなりの役どころに落ち着くんです

3回生のMさんは たびたびこのブログにも登場する「クセのある人」です。

 

可愛い容姿なんですが、人の言う事を聞いてないので、他のアルバイト先(ケーキ屋さん)もすぐに揉めて、辞めてしまったりしています。

 

説教されるのが嫌いなようです。でも人と話すのは大好きです。

 

典型的な接客業OKタイプだと思います。て、いうか将来、接客業で身を立てるかもしれん。

 

社交的で人なつっこくみえるのですが、本質的には人見知りで、本当に仲良くなるには時間がかかります。気が強い。自分に正直なんですよ。

 

なんか複雑な言いまわしになっていますのでわかりにくいと思いますが、「わかりにくい人」なんです。

 

変な奴だと思っていたし、他のアルバイト先も探しているようでしたので、当店では最小限の稼働でしたが、2年生のおわりぐらいから、だんだん「変な奴」から「おもろい娘」に変わってきました。お互いに慣れてきたのでしょう。

 

慣れてくると、そんなに悪い奴でもありません。クセはあるけど、お客さんの評判は上々ですしね。

 

いまではしっかり稼働しているし、先輩として機能しています。

 

辞めなくてよかったですね。

 

思い起こせば、面接のとき 「18歳にしては大人びているなあ。」と思ったし、その後の言動も「背伸び」していたんでしょう。

 

最近では、「背伸び」しなくてもよくなったのか、気のいい感じになってきて、後輩からも憧れられ、ご自身もよく動きます。

 

1~2年生の時、しっかりやってなかったので知識的に足りないこともあります。そんなこともしらんのか!っていう場面があるのですが、それが後輩にとって安心できる場面でもあります。天然ボケ。

 

ちょっと、人見知りで孤高な感じのする先輩の知識不足が発覚して「照れ笑い」する場面なんかホッとするでしょう。

 

そういう役どころに落ち着きましたわ

 

なるべく,辞めさせないようにして、良い面を発見できるまでがんばる。

我慢して良かったと思います。