飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

退職者

私の職場にも卒業以外での退職者はいます。

 

できるだけ、卒業まではたらいてほしいし、中途退職者は出したくないのですが、今年も発生しています。人数でいうと年間1人いるかいないかですが、特に1年生のうちに辞めてしまう人が殆どです。

 

パターンとしては、面接の時に「少し不安があるが大丈夫だろう」と思って採用した人が、結局馴染めなかったって感じですかね。

 

大学生をアルバイトとして雇っている為、お店の抱えている人数が多いので「和気あいあい」とした雰囲気に安心してしまうのでしょう。最初から詰め込もうとしないし、先輩は一緒にはたらいてくれます。

 

私からは、育成期間中何度か「自分でわからない事はきちんと聞いておかないといけないよ。しばらくしたら一人で全部やることになるからね」と言います。

 

そう、言われて「はっ」と気が付いて、メモとかを持ってくる人はだいたい大丈夫です。

 

でも、言われている事の意味が解らないのか、その後も変わらない人は危ない。

その他に「遅刻する人」はもっとも危ない。

お店は時間の流れの中で動いています。スロータイム・ピークタイム・休憩・IN・OUT等です。ピークタイムの前には少し準備しないといけない、とか 次に休憩をとる人の事を考えて食事を急がないといけない、とか ギリギリに来たら交代する人に迷惑がかかる、とか。

 

そういうことが、わからない人は だんだんみんなから疎遠になってきます。

 

 

時間にルーズな人が、生き残るのは、難しい。

私から、それとなく言いますが、最悪の場合退職になります。

 

つまり、退職しそうな人は事前にわかる、ということです。

 

ですから、「辞めたい」と言ってきたときは ほとんど止めません。

やっぱりなあ、と思うだけです。

 

本人の今後のためにアドバイスしてあげたい気持ちになりますが、それもほとんどしません。今になって気がつかないんだから、言われてもわからないだろうし、、、変な空気になるだけだから。

 

 

世の中は厳しいのです。

 

たくさんの人が一気にやめるような事がないかぎり、新陳代謝としか考えないことにしています。