飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

成長が利益、権限委譲がポイント

男子アルバイトのK君は「真面目なヤツ」です。

 

大学1年生で、皿洗い的なバイト仕事から入って、いろんな厨房作業を手伝っていただいていたころ、「最終的にどれくらいまでやれる(任される)のですか」と聞いてきていました。

 

私は「そうやねえ。過去の例を挙げると、アルバイトさんに開店から閉店までおまかせした時もあるねえ」と答えました。

K君は少し嬉しそうで、期待を膨らませたような表情でした。

 

それから、約1年半・・・

 

K君はずっとまじめで実直な働きぶりを見せてくれました。

 

で、先日

「K君、今理解できていないメニューが無いか確認しようか?全部確認できたら、数時すこしづつから『君に任せる』時間を作るようにするわ」と告知しました。

 

K君はにニッコリ喜んで「はい」と言ってくれました。

 

あと2年の稼働ですが、仕事を次の段階に進めることはお互いにとってメリットがあります。

 

正直に言うと、今すぐにでも仕込みさえきちんとしてあげれば K君は自分1人で厨房をコントロールできます。技術面はもちろんですが、モチベーションが高い事が決め手です。

 

人材登用の原則は

「ご本人がやりたがっていない事はさせられない」

 

そういう意味では、K君は最初から適性がありました。

そして、

すこしづつやらせてみて、その後最適なタイミングで「権限委譲」を実施するのです。

 

権限委譲のステップは

1、人と仕事を確認する

2、詳細に仕事を説明する

3、フォローアップと評価の方法を確認する

4、相手の確約を取る

だったかな。

 

 

 

 

過去に完全にお店を任せた人材は3人いました。

 

K君は4人目になる予定です。

育成は最終段階に入りました。

過去に比べてメニューが激増していることがハードルですが

K君なら大丈夫でしょう!!

 

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