飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

バランスの良い投資と悪い投資・ 効果的なワンカルビさん

自宅の近所の

ワンカルビさんに行きました



とっても美味しそうな焼肉のテレビコマーシャルが流れていたので

12月の平日に予約なしで行ったのですが

予約をしてなかったので入れませんでした。

 

「えー?、今日は平日やで。ほんまかいな」

と思いました。

 

で1月になって、ちゃんと予約して

利用させてもらいました。

 

平日ですが大繁盛されていて

まぎれもなく

予約なしでは入れないお店でした。

疑ってすみませんでした。

 

他の食べ放題のお店に比べて

お肉やサイドメニューが美味しい

そしてなにより

サービスのレベルが高い

ですから食べ放題としては平均的な値段なのですが

比較的安いと感じさせます。

 

「そりゃ流行るわ」

と素直に思いました。

 

 

丸い配膳ロボットも稼働しているのですが

配膳ロボット1台とホール係4~5名が忙しく

動き回っていました。

配膳ロボットが有効利用されているお店を

初めて見たような気がします。

 

帰りがけに厨房を見ると

10人以上が働いていました。

 

食べ放題のお店は

素早く製造できるキッチン能力を

もっていないと大パニックになります。

 

ですから厨房に大量の人数を入れ込まないといけません。

それが原則です。

 

 

通常は厨房人数とホール人数は

ホール人数のほうが多い傾向になりますが、

タッチパネルや配膳ロボットを駆使して

ホール人数を減らし、厨房の人数を増やすことによって

効果を高めるのです。

 

ですからホールに1人しか配置していない

ファミレスにおいては

配膳ロボットやタッチパネルの効果は出ません。

 

ホールに5人、厨房に10人とかの体制になって初めて

DX化の効果効用が出てくるのでしょう。

 

私のお家の近所のワンカルビさんは

この法則に気づいています。

 

ですから、ホール従業員は

きびきびしてハキハキした動きをするし

配膳は早い。

 

ホールの動きによって

味も良く感じるから不思議なものです。

 

 

全てはバランスです。

バランスの悪い投資は役に立ちませんし

バランスに合致した投資は大きな効果を生み出すのです。

 

タッチパネルや配膳ロボットさえ配置すれば

労務費削減などの効果が得れると思っている人は

是非、論理的に考え直してください。

 

ほとんどのお店で効果はでません

マンモス店舗だけに許された方法です

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