飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

名人から学ぶか? 数値から学ぶか? 

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タイガースの佐藤選手昨年12月、米国・シアトルにある最先端のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」動作解析を受けたそうです。

大変な高額を費やして、

アメリカまでいって、

5日間もかけて

体中にいろんな器具をつけて、動きを数値化して

得た結論は

「スイングを分析し数値化すると、ボールを捉える位置が理想のポイントより『キャッチャー寄り』であることが判明。」とのこと。

 

そしてこれは

昨年の春季キャンプでは、岡田彰布監督も佐藤輝に対し『ポイントを前に』とアドバイスしていたはずだが、それがデータとしても実証された格好。」とのこと。

 

つまり

1年前から岡田監督が言ってる事と同じことを言われた、ってことです。

だったら

初めから優秀なリーダーや

名人の目利きを信じたらよかったんじゃないでしょうか?と、思いました。

 

 

ビジネスの世界でも似たような事があります。

例えば、

どうやったら売上げが伸びるのか?という課題に対して・・

アナログ世代の私は

「よく売れているお店のマネをしたらいいやんか」

と思うのです。

ですから、

その優秀なお店に行って、

何をやっているのかを見て、

なぜ好調なのか?を店長に聞いて、

その通りにやるのです。

一番簡単です。

 

それを、現場にもいかず、

評論家と言われている人の意見やその人が使っている数値分析を頼りにする。

 

人間の弱さ、というか特質として

・数値で理解することによって「客観性」を担保したような気になる。

・数値で表されたものこそが正しいと思いたい。

という面があると思います。

 

こういう人はややもすると遠回りしたり、結論を誤ったりするのです。

分析するために なぜその数値を使うのか?その数値の裏側にある数値は何か?とか

その評論家の実績はどれくらいなのか?なぜ実務を離れているのか?

をもっと考えないといけない。

 

数値や言語で表されている事って

真実のすべては表していません。

数値や言語で表せない

コツとか覚悟とか雰囲気とかもあります。

 

間違えないように言っておきますが

根性論は全く必要ないです。

 

「数値や言語では全てを表せない」と言っているのです。

 

名人に教えを乞う事、名人の動きを見る事、

これこそが一番生産性の高い問題解決方法です。

 

けっして分析するための数値を目標にしてはいけない

あくまでも目標は売上げであり結果です。

 

結果に到達している人から学んで、方針を決め

その進捗分析のために数値を用いるべきでしょうね

佐藤選手もそこに気が付いてくれたかな

 

 

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