飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

【ひとりごと】おもてなしの消失と経済の影響

おなかがすいたので、妻と牛丼屋さんに行きました。

タッチパネルで注文したら、マスクをした従業員さんが、無言でニコリともぜず商品をもってきてくれました。お会計時セルフで現金を入れている間に、従業員さんはいなくなってしまいました。妻が「あーあ、と思うわ」とポツリと言いました。確かに、なんらかのサービスを受けた印象はないですね。

 

別の日、コンビニに行きました。日本語がよくわからない人がレジにいました。どうしても質問しないといけない件があって話しかけましたが、まったくわからないようでした。「あーあ」と思って、その商品は買えませんでした。

 

コンビニ、チェーンレストランにはもはや「おもてなし」はありません。無いのが普通です。

「おもてなし」なんか無い方がいいと思っている人も多いかもしれません。日本語が通じなくてもいいのですから、人間である必要もないかもしれません。

 

こんなことはずいぶん前からわかっていたことですが、

同行した人に「あーあ」と言われると、再確認させられてしまう・・・

 

牛丼屋さんとかコンビニさんは個人的にもニーズがあって、とても好きなのですが、サービスレベルとしては底辺の事業になりつつあります。

 

昔は愛想のいい外国人さんがいて、言葉がわからないなりにがんばってたりして好感をもったりしましたが。

もはやそういう経験もなくなってしまった。

 

底辺のサービスによる事業拡大が進んでいます。

ファーストフードなど、ほかのチェーン飲食店も追従するように、さらに底辺のサービスに沈み込もうとしているようにみえます。

 

このままで、業績は大丈夫なのでしょうか。心配です。

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