飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

リクルート活動の秘策:6か月の辛抱

ここのところ立て続けに大学1年生のホール女子のアルバイトさんの応募がありました。

毎週誰かを採用している感じです。

そろそろ今年の採用はいったん打ち切りになります。

今年も採用は成功しました。あとはしっかり育成するべし、です。

 

一気に応募が続いたのですから、簡単に採用できたように見えます。

しかし、実は昨年12月から”2024年の新1年生”をターゲットにしたリクルート活動ははじまっていました。

ですから募集開始から採用完了まで6か月を要しているのです。

この6か月の間は不安でした。

 

他店でアルバイトが確保できている話を聞くとうらやましかったし、焦りました。

募集時給についてもどうあるべきか考え直して、結局募集時給は上げました。(近隣のチェーン店より20円くらい高い設定です)

今年に入って募集時給も変えましたし、エアワーク(無料)だけでなく、食べログ求人(無料)も媒体として使いました。

新人確保ができていない状態がいつまで続くと危険な状態になるのかを真剣に考えました。

夏休みが終わって10月頃になって、新1年生がいない状態になったら問題だ、

とおもっていましたので、「間に合った」感じです。

そうなったら、有料の媒体や男子のホール係活用に踏み切ったと思います。

今年はしませんが。

 

2024年の新1年生の特徴は

・地元在住の人がいる事

・高校時代にレギュラーなアルバイトをしていた人がいる事

この2点です。

 

年末年始やお盆期間の稼働を考えると地元の高校に通っていた人はどうしても欲しいです。長期帰省しないからです。

また、

関西学院大学に合格する人は、高校が進学校のケースが多く、高校時代にアルバイトしている人は少ないです。しかし今年は高校時代に2年間くらいアルバイトしていた人が数人応募してきています。これは心強いです。

採用完了までに半年以上を要しましたが、集まった人物のレベルは高いです。

「レベル」というのは、帰省の必要性とか、経験値を含むのです。容姿とか性格だけではありません。(もちろん2024年のメンバーはめちゃめちゃ可愛いですけどね。笑)

 

2024年は、コロナ禍終了後の営業活動が波にのりかけたお店が増えたためのアルバイト獲得競争が激化しています。

マーケットの質が変わったのですから、よく考えて戦術(時給や媒体)を変え、時間をかけて募集する事が必要になりました。

 

自店舗のアルバイトチームが崩壊しているわけでないなら、過去を全部否定するのではなく、少しづつ変化させながら「当たりどころを模索」するようなアクションが必要だったのだと思います。

このやり方だと、当たり始めると、一気に成果がでます。

そうなるまでの不安感との戦いがポイントです。

悩んでいる時のポスターです。

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