クリスマスが近づいてきています。
各店が盛り上げのために
コスチュームを着たり
サンタやトナカイの帽子をかぶったりします。
当店でもいろいろなかデザインのカチューシャみたいなものを用意して
みんな頭につけてくれています。
女子がみんな頭に飾りをつけてくれている光景をみて
「よくみんなかぶってくれますねえ」と
感心してくれる人がいます。
私が今の若い人に対して
”嫌がる事をさせている”、ように見えているのでしょう。
では、私が彼女らのアタマにクリスマスっぽい飾りをつけされるために
どんな説得をしたか?といえば何もしていません。
私のやったことはいろんなデザインの飾りカチューシャを多めに買ってきたことと
彼女らが出勤してくる前に
私がサンタの帽子をかぶっていることだけです。
彼女らは出勤してきたときに
私のいでたちを見て
「ああ、今日はそういう日なんだな」と思うだけです。
・どうせ全員着用する
・これはビジネスだ
なのですから
彼女らの選択肢は
「ならば、自分の好みのものを選ぼう」
ぐらいのものです。
なかには「わーい」と喜んでつける人もいますが
「しぶしぶ」つけた人もいます。
でも、ほとんどの人は
ユニホームを着る感覚です。
若い人といえども 「公私の別」を見分ける事ぐらいできます。
っていうか、へんな考え方や忖度に流されたりもしません。
明確なお店の方針があって、
経営者が率先して実行しているならば
合理的な理由がない限り
反抗などしません。
学生アルバイトを正しく使うって、こういうことです。

正社員じゃないので就業規則で縛るのも難しいです。
一貫性があってわかりやすいリーダーシップを発揮するだけです。
言い換えれば
大学生アルバイトさんが
すごく定着している職場には
明確で公正で分かりやすいリーダーシップがある、とも言えます。
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