飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

パワハラと論理的な評価の境界に世間が興味を示してきた

女芸人のお笑いコンテスト「THE W」

審査員粗品さんの辛口・長尺コメントが話題になっています。

 

私も色々見ましたが

なかなか 辛口・長尺・論理的・怖い・くどい・細かいコメントでした

 

でも真剣だし、視聴者としては面白い

コンテスト番組なんだから、

審査にモヤモヤ感があってはいけないし

審査員の発言こそがエンターテイメントになるのでしょう。

 

たとえばフィギアスケートの大会で、

選手が点数を聞く瞬間ってテレビで見ていて

一番ドキドキしてしまいます。

細かい、テクニックまではよくわからない素人にとって

もっとも感情がわかりやすいし、感動もします。

 

これが点数評価がなければ ただのエキシビジョンですやん

 

 

 

パワハラはいけないけど

トラブルを恐れるあまり、本当のことを言えないのはもっと良くない

 

 

M-1コンテストが始まった事とか、30年くらい前ですけど

ほかのお笑いコンテストでも

審査員は作家さんとかプロデューサーが多くて

辛口コメントばっかりでした。

大御所芸人審査員も変わった人が多くて

「50点」とか平気でつけていましたよ。

 

今は90点前後で1点2点の差をつけるだけなので

「だったら10点満点にしたらええのに」と思っていました。

でも粗品さんは80点基準で評価して点数の幅を広くしていました。

こういう変化も見逃さないでほしい。

 

いまは100%芸人審査員なので

出場者に対するリスペクトに重きが置かれていて

面白くなかったときの視聴者の疑問や、

論理的解説または叱責が

聞けなくなっていました。

 

そういう意味で

今回、粗品さんを起用したテレビ局はファインプレーですね。

 

しかし、こういう「出る杭」は打たれて飛ばされる事もあるので

注意して今後の粗品さんの扱いに注目しましょう。

 

とにかく今は

パワハラ と

論理的な評価 の違いを学ぶ時代になってきているのでしょう。

 

グルメ番組でも

アナウンサーが

何食べても

「美味しい」しか言わないんだったら意味ない

しょうもない嘘くさい感動表現はいらない

「何食ってもおんなじ顔(作った表情)しとるやんけ」

「立場上『まずい』とは言えない人間にレポートさせるなよ」

と思うし

 

個人的な意見、味とサービスに対する論理的な評価コメントの

ほうが興味を引きます。

 

しょうもない審査員は価値がないし

見たくもない。

 

そういう時代の幕開けじゃないですか

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