飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

合理化の誤解

 

前々回のブログで

「人手不足なので業務を合理化したい」

という表現を

バカも休み休み言え

と断じました。

 

このセリフを男性の声で””情けない感じ””で流したあと

テーブルオーダーとかの宣伝をしてくるのです。

「こまったらこのやり方に投資しましょう」ってことですね。

 

 

人体に例えて表現しますと

 

問題解決は 「治療・休養」

投資は   「訓練・開発」(新しいトレーニング)」

と言えます。

 

 

お店が「いつも人が足りない」状態になっているならは

組織やサービスはかなり傷んでいます。

 

ケガや病気の状態です。

 

だから必要なのは「休養と治療」です。

 

たとえ話をつづけますが

 

投資してシステムを変えることは

これは人体でいうと「新しい強度なトレーニングの実施」です。

 

しかし

そのときのチームメンバー状況が

「休養と治療」を必要とする状況だったとしたら、

訓練やトレーニングによって

人体がさらに衰弱して死に至るように

業績はさらに不調に陥ってチームは崩壊するでしょう。

 

つまり

「人手不足なので業務を合理化したい」

 

 

””病人に重いバーベルを持たせる””ような愚行なのです。

 

病気が初期ならば、少し休ませて治療すれば治るのに

そんな人に重いバーベル持たせて、

新しい動きをトレーニングしたら再起不能になります。

 

初期の人手不足は組織が病気になっているような状態です。

必要なのは「休養と治療」ですが、

現場がわかっていない経営者やチェーンの本部は

投資とシステム変更で回避しようとします。

 

ちょっとうまくいってないだけのものを

 

現場が理解できていないものだから

 

”構造的だとか慢性的だ”とかいいだして

その原因を見誤り

社会問題の縮図のようにとらえて

無謀で間違った投資をして、あともどりできなくする・・・・。

馬鹿な経営者もいたものです・・。

 

他社や他店が上手く人を集めている事例もあるというのに

「業界のみんなの問題だ」とか言い出して

お店の環境にマッチしない投資を推進する。

 

 

現場が理解できていないまま

だれかの話に乗せられて

おおざっぱな対処法を決めてします。

 

個別の現場が理解できないまま全社で投資を進めるって・・・

 

医者でいえば

ひとりひとりの検査をしないで

全員の治療や手術をするようなものです。

誤診の可能性があるのに全員手術って・・・

野戦病院でもしませんよ。

 

っていうか野戦病院の皆様に対して失礼なぐらいです

無免許の医者が投薬、手術しているようなもんですね

 

まちがった検査または検査しないままの治療(投資)は

弱い体質のまま固定されるか、

崩壊するかの2択です。

 

たまたま治療が進むケースもあるでしょうが

危険すぎます