飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

客席の時間制限って嫌いやわあ

競馬の日とか込み合うのですが

狭い店なので客席がお客様でいっぱいになることがあります。


満席時に、当日予約の電話が入ることがあります。だいたいは、席を用意できないことをお伝えして、空席ができたら電話で連絡することができることをお伝えします。

で、お客様が連絡を待つか 今日は辞めておくか、お決めになります。

対応方法はだいたいこんな感じです


しかし、満席ではありますが お店におられるのお客様の中でお食事が殆ど終了しているグループがあるときは 予約希望の通話を中断して 

着席中のお客様に、

「すみませんが 次の予約希望が入ったのですが、こちらのお席を使わせていただけませんか?」と聞くこともします。

丁寧ではありますが 結局退席をお願いしているわけです。

不思議と、この方法で お客様に席を譲っていただくようお願いして、拒否された経験はありません。快く譲ってくれます。

満腹やし、混んでるのわかってるからでしょうね。


そもそも現場従業員には 

「このお客さんはもうこれ以上注文ないな」とか 

「もうすぐ帰るな」とかを感じる能力がないといけないと思います。だから うまーく客席をコントロールして お客様の満足度を下げずに 客席を回転させて 売上げを上げていくことができます。

「混雑時はご利用は〇時間でお願いします」

とか掲出しているお店って ホンマに「〇時間たちました」って言ってくることあるけど、そんな言い方させていたら

お客様との交渉力や現場力が上がらないと思います 

お客様によっては1時間でサッと帰りたい人おれば

3時間食べ続ける人たちもおるでしょうしね

時間制を打ち出すほどの 超繁盛店だったら まだわかりますがたまたま今日混雑してるだけやったりしたら、納得できんでしょう。

そこのところ 納得いただけるかどうか 店舗側がよーく観察しておくべきことだと思いますし、そういうことを感じる事のできない従業員さんには魅力を感じないので使い方を考えることになります、、、、、、、、、


最初は「時間制って貼らないんですか」と アルバイトさんに言われましたが 最近は真意を理解してくれたようで

そんな意見もなくなりました。

アルバイトの皆さんは やり方とその真意が理解できたら

うまーくやってくれます。

「〇時間経ったから終了です」言いに行くのはキツイと思いますわあ。