飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「延長」そろそろ変化が始まったような気がします

緊急事態宣言期間は 月・火 を店休にすることにしました。そのかわり土日は12時から営業します。それでも普通の売上げの半分から7割くらい確保できたら成功で、それも無理かもしれません。

7月以降なればワクチンが成功したりして、売上げが帰ってくる事を想像すると、今の人数では足りない。したがって新1年生を採用しましたが、営業時間が足りなくて、職場でのトレーニング時間が取れない。採用した中の2人は7月以降のトレーニング開始になりました。事情は説明できるし納得してくれますが、やっぱり「鉄は熱いうちに打て」で、採用してすぐ育成にはいるほうが効果が高いんです。なのになかなかトレーニングが開始できないのは「痛い」っすね。

せっかく売上げが戻ってきたのに、人がいなくて受けきれないってお店もでてくるんじゃないかな。そうならないためにには今の時期、たとえば帰省してしまったメンバーに、連絡を取るとか、1人暮らしのメンバーに無料または安価で夕食を提供するとか、協力金が出たら、すこし従業員に還元するようなやり方を考えるとか、すこしでも彼らが休業手当がうけれるようなやり方に取り組むとか、ほんまに考えないといけない事が多い。

ちまたでは 飲食店の店長は 「もうあきらめている」とか言われていたり、補助金もらって旅行してるって言われてたりしますけど、そんなに悲観的にもなってもいけないし、楽観視もできないのです。

だから今こそ、考えて、考えて、考えまくる時期ではないかと強く思う。

ここ数日、たくさんの情報を毎日見る限り、マスコミ等のニュースの報じ方が少し変わってきているように見えます。以前は「油断してはいけない」と煽っていました。感染に対しての楽観論や政策批判を述べる人は、たたかれてました。

しかし今は、「政府は何をやってたのだ」感の情報がストレートに出てくるようになったように思います。私だけの感じ方かもしれませんが、オリンピックが近づいてきて、マスコミの切り口も変化してきてるんじゃないでしょうか。

飲食店長としては、お店を繁盛させることだけが生きる目的ですので、どちらの意見につくのかは考えてなくて、自分どう進むかだけを考えています。