飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

スロータイムはベテランにいてほしいです

飲食店長の生活時間帯は一般的な時間からすこしズレています。テレビ番組なんかは最近録画が簡単にできるので、一般人と同じものが見れていますが、やっぱり、夜中まで起きていますので、深夜番組に強くなります。

私は関西に住んでいますので、深夜番組のほとんどは関西芸人のロケか、ネタか、大喜利です。特に深夜1時台とか2時台にやってる番組って、すごくオモロイのがあります。

最近「第7世代」が出て来ていますので、深夜帯の霜降明星、ミキ、EXITとかの番組が多くなってきました。これ微妙です。テレビ局としては売れ筋の芸人に番組を任せたいが、昼間やゴールデンタイムでコケたら困るので、「まずは深夜からやってもらおう」という魂胆だと思うのですが、第7世代芸人はお昼のワイドショーでもよく見る顔なので、華やかすぎてガチャガチャして深夜にはハマらない。

やっぱり深夜番組は、そこそこ有名な芸能人が「深夜だから余裕でやってる番組」のほうが面白い。深夜番組は「若手の登竜門」にはならない。

飲食店でも、「新人はピークタイムには使わない」という考えもありますが、ある程度できる新人だったら、お客さんが多い時間のほうが使いやすいと思います。ピーク時間帯はある程度システムが固まっているので、毎回だいたい同じことが起こります。新人でもそのシステムに順応していればなんとかなります。しかしスローな時間帯は、全部を1人でやりきらないといけないし、毎回違った状態になります。したがって、経験のない人は使いにくいという事もありますね。

パワーとスキルの関係っていうのか、パワーで押し切るような仕事は新人でもできますが、いろんなスキルで静かに収めていくような仕事はベテランの出番ですね。

ですから、新人はまずピークでしっかり育てて、適正を見て「もっと多様に伸ばしてやりたい」と思う人をスロータイムに持ってくるようにします。スロー時間にこそ、「上手い人」が入っているようにしないとお店の生産性は上がりません。

 

今夜は「お笑い実力刃」「よしもと新喜劇NEXT~小藪千豊には怒られたくない」を見てから寝ます。オモロイ番組だと思います。この2番組の合い間で放送されてる「ミキBARE」はイマイチ私には合わないのでブログを書いています。