大阪府でオミクロンの市中感染が発見されました。
吉村知事は「会食は4人まで」の規制を12月末で解除するつもりだったが、12月末には解除しないと発表しました。市中感染が発見されたからです。
飲食店の店長がテレビに出て来て「不安だ。」「不安だ。」と言っている映像が、朝から放映されています。
オミクロン株は感染力が強いとされています。でも、仮に感染力が従来の5倍くらいあるとしても、致死率が20分の1だとしたら、対策は緩和できる・・・・。
感染拡大に対してワクチン効果がどれくらい耐えうるのかも未定です。重症度を従来の株のままに設定しておいて 感染力が強くなることだけを仮定したら・・・・そりゃ恐ろしい話になりますよね。
こういった矛盾点や疑問については今後、明らかになってくるでしょう。ある程度の過渡期はしかたありません。
吉村知事も、水際対策で完全にシャットアウトできるとは思っていなかったでしょう。だから、時間の問題で、いずれ市中感染が始まるだろう、と考えていたと思います。
では、なぜ 12月末で規制緩和をはやくから打ち出したのでしょうか。
寒い寒い冬のさなかなので、風邪をひく人は増えてきます。それなりに市中感染してくることはだれでも予測できました。12月末解除なんか難しいし、「なんで12月末なの」って思っていました。
慎重に対応しておけばよかった。
なのに、見通しの立たない「解除」を予言し、解除できなくなった事を報道に、また乗せる。
飲食店については、同伴人数の設定はなんにもかわってないのに、市場だけががネガティブになってしまいました。
結果としてですが、12月末の緩和を打ち出していなかったら、こんなにネガティブにはなりませんでした。
ひょとして、これは吉村さんの「戦術」ですか。
「事前期待を上げておいて、実行せず失望させる。」
疑いたくはないけど、吉村知事は このパターンが多いです。
どっちにもエエ顔したいんでしょうなあ
いらん事せんと、オミクロンの状態を見極めていたらよかっただけですやんか
口のうまい社長みたいなもんです