飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「黒霧島のお湯割りって、どういれるんですか?」

たまに「この人はほんまのアホではないか?」と思わせる人がいます。

 

ある人は、何回も同じ事を聞く癖がありました。

黒霧島のお湯割りって、どういれるんですか?」

私にだけでなくほかの先輩にも、同じことを聞いています。

でも、この人が同じことを何度も聞いている事を知っているのは私だけなので、みんな丁寧に教えてあげています。それを見て私は、「こいつはほんもののアホか?」と、あきれていました。

そんなとき、私に「黒霧島のお湯割りって、どういれるんですか?」て聞いてきたので

「自分でか考えてみて!」と言い放ちました。

しばらくの沈黙のあと私から

黒霧島ってどれ?」て聞いたら正解を答えました。

「お湯はどこ?」と聞いたら正解をこたえました。

黒霧島とお湯の割合は?」と聞いたら正解を答えました。

じゃあ、何がわからないのか・・・・?

 

コップを含めて全体がうろ覚えだっただけです。

「どのコップでしたっけ?」ぐらいの質問でしたら、答えやすいのですが、半年も働いている人から「黒霧島のお湯割りって、どういれるんですか?」と聞かれたら、目が点になります。

 

そんな聞き方をしていたら、みんな最初は丁寧に教えてくれるけど、そのうちだれも口をきいてくれなくなるでしょう。

 

「誠実に見える不誠実」

 

コレ、わたしが一番嫌いな性格です。

今後、許す事はありません。今日、実像(正体)がわかりましたから。

 

相手の善意を悪用して、知識として知っている事を最初から説明させている事がバレてきたら「あいつはなんやねん」となります。

なぜ、そんなに消極的なのか?

罪の意識はないのか?

徹底的に追及するかどうか 考えていましたが、

その人については、きちんと追及する事にしました。

「なぜ、そんなことするのか、理由はわからないが、あなたのやっている事は、親切な先輩に無駄な仕事をさせています。迷惑だし、相手を馬鹿にしているのと同じ。」


を、理解させる。

覚悟せよ。

少し笑いながら話すが、決して笑い事ではない。