ゴールデンウイークあけの1週間は、例年ヒマです。特に今年は10連休も可能な状況でしたので、より一層でしょう。
毎週土日は12時開店なので、11時頃にスーパーに行くのですが、ゴールデンウイークまではこの時間のスーパーは大混雑でした。でも今週土曜日はこの時間でもガラガラでした。考えてみるに、おうちの冷蔵庫にまだまだ食材があるのではないでしょうか?「お金をつかっちゃったから、今あるものですましておこうか」という選択ですね。
とにかくゴールデンウイーク直後の一時的消費の冷え込みはいたしかたない。
ある程度の売上げ低下は予測してアルバイトスケジュールを組みますが、それ以上に下がってしまった場合、どの店長も "レーバーカット”を発想するのではないでしょうか。早めにバイトさんに帰ってもらってすこしでも出費を抑える・・・・・。
正しい発想だと思いますし、ガラガラの店舗で大勢の従業員が暇そうにしている光景を見なくて済みます。メンタル的にも効果があるでしょう。
しかし、ちょっとまってほしい。
そのレーバーカットで、いったいいくらコストセーブできるのでしょうか?
まさか数百円ってことはないですか?
当日のレーバーカットがコスト換算で何万円もセーブできる事は無いと思います。実は微々たる金額でしょう。その割には従業員に与えるネガティブ要因は大きいのです。逆から考えてコスパが悪いアクションになっている事が多いと思います。
「売上がとれていないのに約束通り最後まで使ってくれた」という実績もたまには必要かもしれません。
ケースバイケースとは思いますが、何か他の仕事を用意しておいてひまだったらやらせるようにするとか、知恵を使ってレーバーカットを回避する事をお勧めします。
社長が「レーバーカットは良い事だ」と言っても「そうかなあ?」って考える店長さんであってほしいです。