飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

ホール女子・ピークの達人の話

宝塚市paypay・au pay・d払いで20%ポイントバックされるキャンペーンも、本日11月30日が最終日です。

その影響でしょうか、昨夜はお店が非常に混みました。

 

最終日の今夜は人数を増強していますが、昨夜は普通にしていましたので、一気にお客様が入ってこられた時は苦戦となります。

 

1年生のSさんと2人です。4年生のYさんが来る時間まであと10分のところで、お客さんがなだれ込んできたのです。

 

「あと10分がんばろう」と言いながら、気を引き締めて対応しました。

 

Sさんは1年生ながら、いろんなことに気が付くので、優秀ですが、ピークの経験が無いので、あせって動きの順番が狂う傾向があります。

 

例えば、厨房で前菜をいくつも作っている時に、七輪を早め早めにセットしたがる、、、とかです。

 

お店が通常の状態なら 多少、準備の順番が入れ違っても問題ありませんが、今回のようにお店が急に混んできているのに人員の補充が遅れているときは、問題になります。

 

混んでいるので、ドリンクなどの緊急オーダーが立て込んでくる傾向がありますので、先先の用事はしたがらずに、「今やるべきこと」「今やらなくてもよいこと」を判断して重要なことから確実に実行する事が大切なのです。

後(あと)でよい事は後でする

先(さき)にしなければならないことを、先にする。

単純な事ですが、これがコツです

 

案の定、Sさんは私に「今、それをするな」「まだ早い」と動きを調整をされながら、なんとかYさんがくるまでをしのぎました。

 

4年生のYさんはさすがに、落ち着いていました。無駄な動きはありません。

 

おもしろい光景として

ある作業において Sさんは、Yさんを助けようとして「おしぼり」を取りに行きましたが、次の瞬間 Yさんのエプロンのポケットから熱い「おしぼり」が出てきました。

Yさんは先におしぼりを取りに行き、自分のポケットに入れておいてから、お客さんのもとに行ったのです。

 

Sさんは「あっ」っという表情で、おしぼりウオーマーの前で立ちすくんでいました。

 

100の言葉による指導よりも この「あっ」と思う体験こそが、トレーニング効果を生みます。

 

私の仕事は Sさんに「すごいなあ、4年生は」というだけです。

 

Ýさんはすごく優しい人ですし、あれこれ指図するタイプではないので、こういうノウハウを口に出して教えたがる人ではありません。

 

でも、素敵に見える従業員さんはそれなりにオペレーションプロシージャ―も卓越している。動きにメリハリがある。だから、忙しくなっても落ち着いていられるんですね。

 

1年生の Sさんがそこに気が付いてくれれば、昨夜のピークは有意義なものになります。

 

「急いだから早くなる、とは限らない」