飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

文化のギャップを乗り越える

YMOイエローマジックオーケストラ)で活躍された高橋幸宏さんがお亡くなりになったということで、お店でYMOの曲を流す日を作りました。

 

しかし、ここで問題が・・・

 

多くのお客様や店員さんが YMOを知りません。曲も知らない人が多いのです。

 

「ショック」でした。

 

私もそれほどファンだったわけでもありませんが、当時「テクノカット」の日本人の若者3人がシンセサイザーとコンピューターで新しいサウンドを作り、海外を席捲していく様はとてもかっこよかったです。

 

グループとしての活動期間がこま切れだったり、個人の活動のほうがすごかったりするので、グループの知名度が低いのは仕方ないですけど、本当に衝撃的だったし、日本人として誇りに思いました。

イエローマジックオーケストラYMO) ウィキペディアより

シンセサイザーとコンピュータを駆使した斬新な音楽で、1978年に結成されてから1983年に「散開」(=解散)するまでの5年間で日本を席巻した。活動期間中には米国等でのレコードリリース、およびコンサートツアーも行っている。英語圏で著名な日本人ミュージシャンでもある。1993年に一時的に「再生」(再結成[4])しており、また2007年にも再々結成している。

 

YMOは、そのファッションも特徴的であった。すっきりとした短髪、かつもみあげの部分を剃り落とす、当時の若者の間でも流行した「テクノカット」(本多三記夫考案)と呼ばれる髪型(特に、初期では刈りあげ+もみあげなし)の2つは、YMOのビジュアルイメージとして一般に広く認知されている。

 

 

同じような事で、別の日ですが、

アルバイトのHさんが

「店長、ハマショーって知ってますか?」と言ってきました。

 

「おう、浜田省吾やろ。知ってるで。」

 

Hさんはイベント会社のアルバイトをしており、浜田省吾のコンサートのイベントスタッフをすることになったそうです。ハマショーももう70歳ですが、元気に頑張っておられるようです。

 

満席のお客様を集めてコンサートをしていて、イベントスタッフのHさんも感動したようです。

 

www.youtube.com

 

 

「ハマショーも知ってるけど ハマコーはもっと知ってるで!」って言いたかったけど、「?????」ってなるので言いませんでした。

 

 

これがハマコー浜田幸一さん)です。

こんなふうに、おそろしい世代ギャップの中、働いております。

 

わかりあえることなんかない、と思います。

 

でも、良い音楽は世代を超えて感動を呼ぶのです。

何か普遍的な価値のある言葉、世代を超えて尊敬される行動やサービス・心使い・感動って必ずあると思います。

 

ですからおっさんはおっさんらしく、自分が良いと思うものを、自信をもって紹介したり推進したりすればよいのでしょう。

 

すべったら、ひっこめたらええだけですから