2023年のゴールデンウイークも中盤を過ぎました。
感染症対策マスク規制が4年ぶりに解除された影響で各所が大変な人出であるとの報道が多いです。実際、私の通勤道路の国道や中国縦貫道につながる道路などは渋滞でパニックでした。
全然関係の無い市道が中国縦貫道の入り口へ向かう大渋滞に巻き込まれて全く動いていませんでした。
私はこの光景を見ながら「125CCのバイク通勤」をしています。(渋滞知らずで便利)。
では、お店近辺のスーパーは?といえば当然のごとく「ガラガラ」です。地元の人はみんなどこかへ行ってしまったんだな、と思っていました。
しかし、お店にはお客様がたくさん来てくれました。
スーパーもガラガラ、人も歩いていない街のどこからお客様が来るのでしょうか?不思議な気持ちになります。
でも気づくのは、まず「お客様一組づつの人数が多い」事です。
「おとうさん、おかあさん、むすこさん、およめさん、おまごさん」3世代で一緒にお食事されています。せっかくのお休みで普段会えない人達が集まっているのかもしれません。
そのほかに私が気づいていない膨大な需要要件があるに違いないのです。
我々はついつい既成概念にとらわれて安易な予測を信じてしまう傾向があります。
「みんな行楽にいくから誰も来ない」
「事業所がお休みになったら、誰も来ない」
「誰も来ない」なんてことは無いのです。
「誰か居るんです」です。
ネガティブに考えるか、ポジティブに考えるかは 言葉の使い方にでます。
こちらがどうとらえているかによって、マーケッティングの方針も広告のフレーズも変わってくるでしょう。
リクルート広告においても
「人手不足でたいへんだ、来るわけない」と思って作るのと、
「これだけの人が住んでいるのだから数人の応募者はいるはずだ」と思って作る物とは大きな違いが出てく来ます。
ネガティブな発想では成功しない事は明白です。
気づきは大切ですが、自分の知っている事は常に不完全だと思い続ける必要もありますね。勉強しました。