飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

地域による商売事情から学ぶ

昨日は定休日だったので、なんばの繁華街をウロウロしてみました。

さすがに人出が多いですね、外国人の人がめちゃくちゃ多いです。

たくさんの飲食店とか、テイクアウト用のお店とか、いろいろあるのですが、すごーく長い行列ができているお店もあれば、ガラガラとはいいませんが空いているお店もあります。並んでいる方はほとんどが外国人の人です。

 

私から見て、味も値段もサービスもそんなに違いのないお店が隣同士で「長い行列」と「ガラガラ」に分かれてしまっていました。不思議ですね。

やはりSNSの差でしょうかね。並んでいるお店はとことん長い列になっています。「この人達はいつ食べられるのだろうか?」と心配になりました。

「空いているお店に行けばいいのに、大した違いはないぜ」とも思いました。

 

お昼からやっている居酒屋に入りました。「ちょい飲みセット」のようなメニューを注文しました。安いですね。

でも、品質は低かったです。まずいとはいいませんが、チープです。外国人の旅行者の方が多くいらっしゃいましたが、「こういうモノが日本の居酒屋の品質と思ってほしくないなあ」と思いました。

 

で、スターバックスさんが満席だったので、ウエンディーズさんでコーヒーを飲みました。すぐ近くにあるのですがウエンディーズさんはガラガラでしたね。

 

リクルートポスターではスマイルたっぷりの女性が写っていますが、実際の店舗では完全タッチパネルのセルフオーダー制で、マスクをして全然元気のない人がサーブしてくれました。これじゃあ、逆効果ですねえ。イメージも悪いしアルバイトさんも集まらないんじゃないかな。ギャップがおおきすぎる。

これでは・・・・

映画を見て、夕食を食べようと思い、知っている美味しいすきやきのお店に行こうとしましたが、異様に高くなっているのでやめました。

 

で、四国で有名な「骨付鳥一鶴」に行って美味しい鳥肉をいただきました。満足です。

 

「人出が多い地域」は商売が上手くいくのでうらやましかったのですが、、、、

確かにチャンスは多いのですが、そうでもないお店があったり、運営が厳しい状態のお店があったり、何かと大変ですね。

品質を落としてでも安くしないといけなかったり、店舗前通行量が凄く多いのにお店はガラガラだったり、不愛想だったり、行列が長すぎてうんざりしたり・・。

もし私が店長だったら、品質・サービス・快適さ・販促・リクルートなど すべてのおいて考え方を変えないと対応できません・・・。

郊外のお店は、店舗前通行量もまばらですので、お店のパワーや戦略でお客様を増やしていかないといけない。私にはこっちのほうが向いているように思いました。

なんばや梅田の雑踏の中のお店を見て歩く事は、これから何をしていけばいいのかのヒントをいただける機会になりました。

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