飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

定例の「新人歓迎会」を実施いたしました。

定例の「新人歓迎会」を実施いたしました。

カンタンに言えば、年に2回ある「親睦宴会」です。

夏に新人歓迎会、冬に卒店追いコンをやるのです。

 

今年も、新1年生の採用がほぼ確定しましたので、無事開催できました。

場所は自店舗です。

飲み放題と爆食で一晩(っていうか日付が変わるまで)楽しみます。

 

パターンとしては6時半ごろ開場し、来店した人はプレドリンク体制。

7時半ごろ「全員乾杯」で本格会食開始します。その後2年生→3年生→4年生→1年生の順に自己紹介タイムを取ります。

 

この自己紹介タイムが結構面白いです。爆弾発言あります。

その後、1年生~4年生が交流します。

で、10時過ぎくらいに、いったん中締めして記念撮影。

あとは 時間の許す限り歓談します。今年は1時位までやってましたわ。

 

 

宴会中の厨房は全て私がいたします。給仕は妻がします。

 

でもドリンクはプラカップを使って各自で入れますし、七輪等も自分たちでやってもらいますから、なんとかなります。ですから、私と妻はアルバイトさんの歓談には殆ど参加しません(できません)

っていうか、私たちが会話に参加する必要なんか無いのです。20人以上いるアルバイトさんといつも職場で会話できているのですから。

 

それに引き換え、アルバイトさん同士はシフトがかぶらないと会話も少ない。

ですからこの宴会が、仲良くなれるチャンスなのです。大学時代の同学年の友人は貴重ですから、非常に重要な時間です。

 

今年も

「最初は店長に怒られましたけど、アルバイトを続けて良かったです」みたいな挨拶があって、私が非難されがちなムードがありましたが・・何とか切り抜けられたみたいです。

 

ですから、私は最後の挨拶で

「私が目指すお客様に『提供したいと思えるサービス状態』で店舗が営業できていれば怒らないと思うが、何かのはずみで目指す状態からから、かけ離れてしまった時は、必死に戻そうとします。そういうときは機嫌が悪いように見えるかもしれんし、怒った感じにもなるかもれません。これについてはスミマセン気を付けます。で、私が目指す店舗状態って、、一言では表現できないけど、あえて言うとお客様が『今日みなさんが体験したような気分でリラックスしてお食事を楽しんでいるような状態』の事です。そのための準備も含めてです。」

 

と、だけ言いました。

 

実は昨夜の宴会のために、

普段と違ういろんな買い物をしたり、

時間差でくる人にもあたたかい前菜が出せるようにしたり、

お肉がすぐにだせるようにしたり、

歓談中にお菓子を用意したり、

おなかが減ってきたらおにぎりを作ったり・・・・あれこれやっていました。

みんなが楽しんでいる情景を想像しながら、あれこれ買いモノや仕込みをしていました。

「こうやたったら喜んでもらえるかな」と思って、やってみて、うまくいった状態を見ていると、それが仕事の成功だし、私たちの満足でもあります。

 

宴会の日は、大切なお客様への「おもてなしの気持ち」をアルバイトさんに具体的に伝えて感じてもらう大切な1日になっているかもしれないですね。

 

 

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