募集や採用は問題の解決策では無い、
と、前回いいました。
例えば、採用活動は
食材の注文みたいな事です。
注文自体はたいした仕事ではない。
食材を買っても、調理しないと売れないし、
保管方法をまちがえば腐ります。人も同じ。
素材本来の味を引き立てるような調理(育成)する人は名人です。人も同じ。
どうしようもない食材(人材)を商品にできる人もいる。
どんな食材も同じ大きさに切って、同じ味にする努力をしている会社もあります。
チェーン店の育成プログラムなんかは、
これです。
どんなによい食材でも台無しにしてしまう人もいます。
食材(人)を仲買してくれる問屋さんも
います。タウンワークさんとか。
食材(人)は自力で買い付け(募集)
したほうが安いです。店頭ポスターとか紹介とか。
今に人不足の時代が来る!と
募集媒体の会社さんや人材コンサルティング
の会社さんたちが言ってます。
つまり、さっきまでの例えを借りて言うと
食材の問屋さんが、「もうすぐ商品の納品が
出来なくなります!」ていってる感じです。
さあ、どうしましょう?
食材がなくなれば、閉店です。
問屋さんは納品価格を上げるでしょう
チェーン店はセントラルキッチンで
商品を作るかのような方策を取りがちです。
本社一括で採用活動して、少し育成して
現場に送り込む。味の個性は消えます。
だから、個人店が生き残るためには、
独自ルートを開発するしかないかな
自分が買い付けに行ける範囲(商圏)で
よい食材(人)がいる場所を見つけて
ください。
で、
その人たちにマッチした職場を作る!
学生が多い商圏
主婦さんがいる商圏
年配の方がたくさんいらっしゃる商圏
思い切って、自分の商圏のニーズに合った
ホワイトな職場を作る!
海では海の幸の料理
山では山の幸の料理が美味しいんです
都会では洗練された料理
田舎ではほのぼのした料理
名人はその地域で、
安く大量に仕入れる事ができる食材の
一番美味しい調理方法を編み出します。
いま、お店にいてくれている
従業員しか(食材)はありません
大切に育成(料理)する!
それしか助かる道はないでえ
問屋は
自分で
納品できる商品がなくなるって
言ってるんですから。
完
重い話題を書いてしもた
すこし後悔