飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

ゆうせん恐るべし、BGM恐るべし

店舗のBGMについて、最初は自分でダウンロードした曲を流していました。「昭和レトロ」のコンセプトを離れないようにしたかったのですが「演歌」は違うと思ったので90年代のポップスを邦楽・洋楽の両方流していました。ステービーワンダーとか、矢沢永吉とかディスコミュージックとか・・・学生アルバイトには聞き馴染みがないようでした。

それがお店の特徴だ、とばかりに流していましたが、その後「ゆうせん」さんを利用させていただくようになって、最新のポップスも流せるようになると、アルバイトさんが最新のポップスを聞きたがるので、エド・シーランとかを流すようになりました。

結構お客様に喜んでいただいている実感があります。「ゆうせん」ですからヒット曲を存分に使えますし、自分でダウンロードする手間もない。

余談ですが。「ゆうせん」の社名の由来って最近の人はしりませんね。昔はほんとうに放送拠点から店舗のアンプ・スピーカーまで電線を引いてもらって曲を流す「有線放送」というのがあって、みんな公衆電話からリクエストして好きな曲を流してもらってたんで「有線」⇒ゆうせんって言うんだ。とか、いうても「ふーん」くらいで理解してもらえません。時のたつのは早い・・・

話を戻しまして、現在の「ゆうせん」のシステムはタブレットの中のアプリで全ての曲を受ける事ができるようになっています。個人的なプレイリストを作る事もできます。ある日アルバイトYちゃんが、プレイリストを作りたいというので、作り方を教えてあげたら、彼女の好きな曲ばっかりのリストを作りました。韓国の音楽が主体です。彼女はプレイリストを作りながら、どんな曲でも出てくることを知り、大変感動していました。「ゆうせん」の実力をなめたらあかんで。


このリストをしばらくお店で流していたら、お客様に大好評で、年配の女性が「やっと韓流音楽を流してくれましたね」とか言われましたし、若い子はBGMを聞きながら「アッこの曲鳴った、、、この店で働きたーい」とか言いながら楽しく食事してました。

BGM恐るべし、ゆうせん恐るべしです。いまではプレイリストはバイトさんが作ったものばっかりです。これのほうが売上げ上がると思いましたから。