飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

好評!店長がモデルの神泡ポスターの効用

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サントリー神泡ポスター(朱々仁川オリジナル)

 

半年ほど前から、私の写真を合成して、サントリーさんが作ってくれた「神泡」ポスターを客席に掲出しています。

出来栄えが良くて、大好評です。

週に2~3回はお客様に、「コレ、店長ですか?」「どうやって撮ったん?」「すごいええわあ」とかの、お声をかけていただいています。お声をかけていただければ、お話をして、この写真を裏に印刷した名刺をおひとりおひとりにお渡ししています。この名刺もすでに250枚くらい出ました。大した反響です。

ふと、気づいたのですが、半年前から掲出しているのにお客様が「初めて見た」感じで話しかけてくださるという事は。半年間はご来店いただいてなかったのかな?と。

来店頻度のバロメーターになるなあ、と感じました。

ご来店いただいていても、ポスターなんかじっくり見てない事もあるでしょうから、すこしだけご来店が無かっただけかもしれません。

何回か、ご来店いただいてるのに、お話する機会が無かったのかもしれません。

でも、これでいいと思っています。

お客様とはできるだけ個人的な関係になりたいと思っていますが、たとえば一緒に飲みにいくような関係なるか?といえば、そういう感じのお店ではないと思っています。線引きは難しいですね。

過去の経験ですが、ちょっと感じの良い居酒屋さんがあって、入ってみたのですが、お客様のほとんどが男性の1人客で、全員一升瓶を置いて食事されていました。つまり全員ボトルキープの「常連さん」です。客席の6割くらいがこの常連さんで埋まっているので、すこし離れたところに座りました。静かな状態でしたが、めちゃめちゃ居心地が悪かったのですぐに出ました。注文がしずらく、ホールの人が「なかなか来ない」ように感じました。でも錯覚だったかもしれません。それほどこの常連軍団のプレッシャーがきつかったのです。

もちろん、常連さんの行動に問題があるわけではないです。ありがたいお客様なのですが、多すぎると、その「圧」が出てきますね。

いつも来てくれるお客様はもちろん大切で、かけがいない友人です。でも、今日初めてきていただいたお客様や、久しぶりにお越しになったお客様も大切です。

「圧」がでるかどうかは形態にもよりますが、でも、やっぱり、初めてきた方が肩身の狭い思いをしないような、お店の雰囲気作りが必要かと思う。

半年くらいご来店が無くても、ちょっと思い出して、来ていただけるような味とサービスを目指しているのです。