飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

バイトさん同士が送別会をしているお店ってどうですか

3月にはアルバイト卒業生の「送別会(追いコン)」を予定していますが、まん防が延長されたので、実施時間を調整しています。

大学4年間の貢献をねぎらい感謝するための1年で一番大切な会です。中止にはしません。

そんなこんなで3月のスケジュールを再考しておりましたら、お店の送別会とは別に3年生と4年生が独自で送別会をするみたいな情報が入っていました。

今年の4年生はわりとやんちゃな世代でしたから、身近な3年生と夜通し話をしたいんでしょうね。お店としてはあずかり知らない事ですからほっておくしかありません。

 

でも、残るのは1、2年だけですし、その日はお店の主力が全員いなくなるということでもあります。

 

飲食店長の中にはこういった「従業員が大人数で一緒に遊ぶ」ことを嫌がる人もいるんじゃないでしょうか。その日は営業できなくなってしまう可能性がありますからね。

多くのの飲食店長のみなさんが、何らかの形で「従業員同士の私的な宴会」を規制してるかもしれません。

 

私も、そういう「隠れた大規模宴会」は困るなあ、とは思っています。

 

でも、バイトさんにとって、これほど楽しくて刺激的で、思い出に残る企画はないと思います。

 

通常は、お店の主催する宴会で間に合わせてもらいたいのですが、仲良かっただけに、自分たちだけでやりたくなるんでしょう。

 

だから、「要するにお店のスケジュールが成立するならば、個人的な送別会もやってくれたほうが良いのだ。」と考えるようにしています。

 

3月のスケジュールが成立するまで、ドキドキしますが、なんとかなりました。今回の「個人的な送別会は金曜日でした。お店の事を考えて土日は避けてくれたのでしょう。

 

1,2年生が成長してくれていたこともラッキーでした。

 

そうなってくると、「寛大な店長」的な評価も得れるし、下級生のロイヤリティも増すことになります。毎年ドキドキですが、こういった事も考慮して採用強化しておかないと、えらいことになります。

 

今年も大丈夫でした。よかったです。