手前味噌な話します
ホルモンをお客様に焼いていただくお店の宿命として
火事のリスクがあります。
七輪の上に排気ダクトがありますが、七輪から火柱が上がって、ダクトの内部温度が180℃以上になると自動的にダンパーが落ちて煙道内部がフタされます
ダクト内が燃えて全焼しないための安全装置です
ホールの就業員のAさんはこういったメカニズムをよく理解していてお客さんにきちんとやさしく説明してくれるので、納得したお客様は次から 火柱が上がったら自発的に 備え付けの「火消し水」を使ってくれます。
(火柱あがらないように焼いてほしいんですけどね)
知識のなかったホール係のMさんは お客様に「火を消してくださいね」といった説明しかできませんでしたら
そしたらお客様から「大丈夫です。僕たち気にしませんから」という アウトなお答えを頂戴しました。
で、私に相談があったので私からお客様に説明しました。
店長からの説明となると 色気もありませんし 怖いし ガラ悪いし 笑いながらですが「ここまで説明させて もしダンパー落としたら 退場やで!」などと ぶしつけな言葉を聞くことになります(笑)
ホール係の人が お客様になにか要請するときは 必ずその理由を説明できるレベルまでよーく理解しておいてもらうことがスムーズに顧客満足を得るために近道かと、、、、、、
それがなかなかできなくて 機械的な対応になるんですなあ、実際は。
自分の言葉で話す人になってもらうためには、まずお話の内容が御自分の知識になってることが第一要件だと思うんです。
ささいな話ですが 全焼は避けたい。
そもそも、炭火焼肉で火柱があがるほど焼けた肉なんて
美味しくないんですよ 絶対。
そっちのほうが大事かもねえ。
つまりホールさんの気遣いで お客様の満足度も
全然違うって事ですね
2019年6月