飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

100話目になりました

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手前味噌な話ですが

このブログ100話目の投稿です

もう100話かあ~ って思いますねえ

 

1話目で何を言ってたんかなあと、見てみると

 

「やっぱり、一度採用したアルバイトさんは 

どんな手を使ってでも、

卒業まで辞めないように付き合いたいです。

究極の人手不足時代がやってくる事が

前提化された風潮ですが、

サービス業を 

非人動化、AI化することがほんとに

正解なんでしょうか

なんか違うような気がする」

って書いてます。

 

今もそう思ってます。

 

5年前 飲食店をやり始めたとき

アルバイトさん 集まるかなあ 

と思ってましたが

この5年間、

バイト人数で苦労したことはなかったです

「あれ? 

今は人手不足の時代とちゃうかったんか?」

と思いました。

 

「なんで 集まるのだろうか?」を

考え始めたのが 

このブログのきっかけかもしれませんね

 

いまだに 

こうすれば大丈夫!みたいな答は

導き出せてませんが

ヒントになるエピソードがあります

 

5年前・・・

のちに当店に応募する

Nさんは関西学院大学の寮に住んでいて

コンビニでアルバイトしていました

で、

コンビニで面白くない事があった日、

寮に帰って 

何人かと話をしていたとき

自分のストレスを緩和したくて、

「バイト先に感じるストレスを

話あいましょう」って事にしたらしい。

で、

いろんな人がいろんな事を言いだして

結構盛り上がったらしい

その中に

当店でアルバイトをしていたTさんが居て

Tさんの発言の番になったのですが

Tさん曰く

「うーん ストレスないわあ」

で周りのみんなが 

そんなはずないよー、って感じで、

もう一度聞いても Tさんは

「やっぱり、ないわあ~」

 

Nさんは衝撃を受けて

当店に応募してきました。

 

Nさん、採用してしばらくの間

いろんな質問してきました

「なんでバイトを大事にするのですか?」

とか・・・・・・・

そりゃ、

バイトがいないと営業できひんがな!

とか、ホンネの答えをしてましたわ

 

しばらくして

Nさんに応募の顛末を教えてもらって

私、ビックリしましたし 肝が冷えました

 

職場が評価されていることも意識したし、

学生さんはそんなにストレスを感じながら

働いているのかあ、 とも思ったね

 

それから、

学生さんから得る情報に

大いに興味をもったし

よく話を聞くようにもなった

 

アルバイトさんを増やしたかったら

身近なアルバイトさんの話を

よく聞く事から始めたらいいと

思います。


怖い話聞く事もあるけど。