飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

お店の責任です

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今週のお題「2020年上半期」

 

 

 

手前味噌な話ですが

今年の上半期はアルバイトさんが増

えませんでした

応募がなかったんです

 

関学が閉鎖で新1年生が

帰省したからでしょうか

新型コロナの影響で

外出自粛したからかもしれません

 

 

ここへきて

応募が数件ありました

1年生さんと4年生さん2人

売上を回復させる事を前提に

1人は採用しようと思います

 

で、人材育成なのです

 

最近、

アルバイトのRさんと

話し合う機会がありました


当店では 

ホールの人が注文を受けても

厨房にどんな注文が入ったか

コールしなくていいのですが


焼肉屋のファーストオーダーは

多いからね)

 

伝票をまとめている間の時間は

もったいないので

数年間から

「最初の1~2品だけコールしよか」

ことになってるんです

 

最初の一品ですから 

たいがいは オツマミですね

 で

「焼肉か、もつ鍋か、コースか、

くらいの情報はコールしておこうか

 

ってことにもなってるんです

 

でも

新しく採用されて初期のトレーニングで

このあたりの事情を理解してもらってないと

だんだん 違う事やりだすんです

 

Rさんは もう1年近く在籍してるんですが

10品近くの注文を全部

コールしようとしたりします。

 

焼肉かもつ鍋か決まったら

先々の準備をしてほしいのですが、

指示されるまでやらない

 

つまり

理解してないんですねえ

 

Rさんは 

ものすごくまじめな人で 一生懸命仕事を

覚えようとしてくれているのです


でも 

当店は 

マニュアル的な作業管理を

ほぼ否定してますので

ひとりひとりちょっとずつ動きが

違うんです


だから

今、何をコールすべきかは自分で考えて

「焼肉です」とか「もつ鍋です」

とか「豆もやし」です

とか言ってほしいのです

 

例えば

「鍋がおわったらチャンジャ雑炊です」

なんてのはいそいで伝える情報では

ないのです

 

ほとんどの情報は正確に伝わる事が

もっとも重要です

 

そのうえでお客様に良いサービスを

するために

一緒に働いている人に

急いで伝えたほうがいい情報と

そうでない情報の見極めは

独自にしてほしいですね

 

 

この辺を理解してもらう事が 

むつかしい人もいますね

育成はお店の責任です