飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

お店の動きが速くで、   多角的になってきましたよ

段階的に自粛解除になってくるので、先週より今週が売れてくる感じ。21時以降の売上げも、全然無かったのが、先週はすこし売上げが発生し、今週はもっとお客様がご来店されました。「ご夫婦」や「仲良し」で、ゆっくりと夕食とお酒を楽しむ文化が段階的に復活してきているように思います。

夜9時以降の売上獲得は久々なので、我々従業員は「不慣れ感」がありますね。9時半ごろにノーゲストになったら、これまでだったらそのまま閉店だったのですが、そこからまた複数のお客様が入ってこられて「食事のラストオーダーは11時、ドリンクは11時30分です」とか言うてるのも、久しぶりですわあ。

売上が戻って来るにしたがって、1年生の従業員の能力が急速に開発されています。これまで、ずーっとヒマだったので、1年生さんたちは「状況判断とか連携プレーとか」を気にしないで、「誰かに聞いたらわかるわ」ぐらいの感じでうまくいったのですが、今はちょいちょい激しいピークになるので、自己判断を求められる。そうすると、これまでパッとしなかった感じの人が、自主性を発揮してスイスイ動いてくれてたりします。反面、これまで「こうですか?」と、よく確認して働いてくれていた人が、質問するタイミングを失って、あたふたするシーンが多いです。あたふたしている人には「あなたはもう判断できるレベルにあるから、自分で考えてやってごらん」って言って、見守るしかないです。動きがはやくなっていますから、人材育成も早まるので、楽しみです。営業短縮期間もなんとか雇用を守って、営業し続けていてよかったです。

 

昨日、夜10時ごろ ご夫婦と思われるお客様が来ました。食事とお酒を楽しまれ、11時30分にお帰りになりました。曰く「初めて来ました。この店、気になってたんです。」聞けば、ご近所に最近引っ越してきた、とのこと。まじめそうなご主人と奥様です。21時以降の外出を控えていたんでしょうねえ。時短営業期間、毎日お店に灯りをともしていてよかったなあ、と思いました。