飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

営業時間自粛解除後    1週間が経ちまして・・・

3月8日に時短要請解除となってから久しぶりに夜11時ラストオーダーの営業となりました。ちょっと疲れました。8時閉店って楽やったんです。しかし、ラクしてたら儲からないので11時まで営業しています。平日、お客様はまだすくないですね。反面、土日はファミリー客でいっぱいになりました。

客層の変化が著しい、、、、。サラリーマンの宴会、飲み会=皆無、学生のゼミ、サークル等の公式宴会=皆無、女子会=皆無、同窓会、二次会=皆無、競馬観戦後の食事=皆無です。ご家族での会食=増加、ご夫婦やカップルでのご利用=増加。つまりカップルとファミリーが頼みの綱!。こんな状況ですと、メニューが幅広く売れます。お子様からご老人までご来店されますので嗜好の幅が広がるからです。したがってメニューの総数はふやすほうがいいですね。ご家族連れはそんなに急いで食事されません。ゆったりしています。

反対に、企業の宴会や競馬帰りのお客様とかが多いと、一気に混雑しますので、どうしてもスピードメニューが必要となりますし、嗜好の幅も狭くなるので、調理に時間のかかるメニューは外していくことになります。仁川駅前の競馬場帰りの動線にある焼き鳥屋さんは競馬期間はメニューを最少に絞ってます。たしか「焼き鳥セット」1種類だけにしてたと思います。甲子園球場近くのおでん屋さんもそんな感じでした。

メニューバラエティは店舗運営の根幹です。少なければ売上げは伸びない。しかしオペレーションやお客様の待ち時間やフードコストに悪影響を出すほど増やしては意味がありません。客層の変化を把握して、細かーく変化させていこうと思います。世の中、美味しいもんはいっぱいあるしね。