飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「バイト中心」と「顧客中心」

昨日、アルバイトさんとの雑談

 

話題はクリスマスの「飾りつけ」きっかけです

バイト「かわいい飾りつけですね。毎年こうしてるんですか?」

店長「いや、今年は特別や。と、いうのも例年クリスマスはアルバイトが集まらない。今年はイブが日曜なので、アルバイトがいないだろうから、店休にする事も覚悟してたくらいやで。」

バイト「私はクリスマスイブ働きますけど・・」

店長「そやねん。イブに働きたい人が多いねん。『クリぼっちを回避する会』みたいなのがあって、みんな1人でイブを過ごしたくないからな。でも困った事があるねん」

バイト「こまったことって、何ですか?」

店長「事情が事情やからみんな働かせないとあかんやろ。1人だけ休みにしたり昼間に回したらその人は『クリぼっち』になるからなあ」

バイト「はい、そうです。店長は優しいのですね」

店長「優しいというよりも、本質的なスジを通したら、そういう考えになるよなあ。でも、みんな働いてるのに、イブがヒマだったらパニックになるよね。なんと、例年クリスマスイブは忙しくないねん。『クリスマスにもつ鍋を!!』っておかしいやろ。」

バイト「そんなもんですねえ」

店長「だから今から『クリスマスイブは何かやる店』な感じを出しておいて、是が非でも満席にせなアカンと思ってるねん。」

 

バイト「ありがとうございます。ところで、店長は『アルバイトがいなかったら休む』って言ってましたが、そんなにバイト中心でいいんですか?」

店長「えっ、『バイト中心』ではないと思うよ。予測される売上げに対して充分なサービスができないから休むねんで。『失望を売る』ような事になったらあかん。休めばその日の売上げを失うけど、『失望』を売ったらその先も来店してもらえなくなるからね。」

バイト「そうだったんですね。そんなふうに思ったことはなかったです。」

店長「でも、カレンダーは変わらないのだから、1年前からクリスマスイブも営業できるように、いろいろやっとかなあかんよ。面接・採用もだけど、OBを呼ぶとかな。ちなみにこの8年間で実際にイブを店休にしたことはない。」

バイト「そうですか。安心しました」

 

店長「もうちょっと厳しい事を言うと、お店を休みにするということは「経営者がアルバイトをを集められなかった報い」を受けるのだけど。アルバイトもいずれ報いをうけるかもしれないんだよ」

バイト「何ですか?アルバイトの報いって」

店長「お店がアルバイトがいなくて店舗を休まなければならない日が出たならば、店長は必ず採用活動を強化する義務があるよね。つまり新人を増やすわけだ。そうすると既存のアルバイトさんが1人あたり働ける時間数は減るよね。不満がおこるかもしれないけど、店長からすれば『でも、休まなあかんくらい埋まってないし』て、言うだろ。結局ネガティブな決断をしなけければならない時は、働くみんなに悪影響が出るって事ですわ。」

バイト「こわいですね」

店長「でも、『失望を売る』よりはマシな決断だと思うのだよ」

 

      終り

 

アルバイトさんには、少々キツイ話だったかな?

休日や繁忙期のアルバイトの稼働スケジュールを得るためにやるべきことは

報酬、手当

お願い

脅し

などありますが、

アルバイトさんにとっていちばん怖いのは、もっと新人を採用する経営者ですね。

 

クリスマスを空けるためにアルバイトをやすんじゃった人はご用心ください。「バイトを休むな」とはいいませんけど、「お店はどうなっているのかな」ぐらいの感覚は必要かな・・・いろんなことがわかって来ると思いますよ。

 

あなたのお店の経営者はどんなタイプですか?

 

👇よかったら、ポチっとしてください