先月「シン・ウルトラマン」「トップガンマーベリック」を観て、今月はテレビで「バックトゥザフューチャー」が3週連続で放送され、昨日「ELVIS」を映画館で観ました。
結局のところ、時代を超えて「ええもんはええ」人を感動させる才能や筋書きは変わらないなと、感じています。新しいものも良いけど、定番のものも良い。
「良いものだ」「良い考え方だ」といって世に出てくるものはたくさんありますが、30年~50年経てば、本当に良いものだったのか、正しい事だったのかの「答え合わせ」ができる。
私も社会で働き出して40年近くになります。自分の事業に関連する事においては、過去におこった事を思い出して、正しかったかどうかを見極める「物差し」をすこしはもっているように思います。
「ははーん、これはニセモノだな。何年か経てば忘れられるね。」
という、事象を見る事があります。だいたい当たっているように思います。
時代を超えて残るかどうかのポイントはいくつかあると思いますが、その一つは「正しさ・善良さ・嘘ではない事」もあるでしょう。お客様や世間の目を欺いて得をえるようなやり方や人物はやっぱり残らない。
不利な条件でも、相手にとって嬉しくない事であっても「事実を勇気をもって伝える」事が大切だと思います。
とくに、若い人はピュアなので、「2枚舌」とか「理屈に合わないこと」は生理的に受け付けられないのではないでしょうか。ただ、経験が少ないので正しく(賢く)抗議するスキルが無く、急に職場を辞めたり、怒ったり泣いたりするのかもしれません。
経験のある大人は「若い人」の反応を見て、自らの態度を反省すべきでしょう。
「近頃の若いもんは・・・」とか言い出したら、もうアウト。
上手く表現できていない心理をくみ取って、あげてください。もちろん若い人が全て正しいのではありません。間違いを諭してあげないといけない事もあります。でもそれは知らないだけってことも多いのでね。
政治においても、やるべきことをしなかった人やウソをついた人よりも、しっかり法律を作って、将来に備えた人のほうが名を残すでしょう。
飲食においては、産地偽装・虚偽広告・まぎらわしい値段設定・募集時給の偽装などを行うお店はやっぱり、厳しい答え合わせに合って、沈没します。
若い人と働く飲食店長としては、こんな事を想いました。
やっぱり本物のほうがかっこいい