飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

サービス無人化の波に乗るか、魅力ある店舗を目指すか

夜のコンビニに行くと、

商品をもってレジに向かってもレジに人がいなくて、

レジ前に立つとの方から人が出てくる、というような現象に出くわします。

 

従業員さんに「お客様がレジで待ち始めるまでレジに行かないぞ」

という決意があるようにさえ見えます。

こんなサービスでは、ロボットに負けますわ。

セルフ会計にしてくれ、って思いました。

 

平日、大型の家電量販店に行きました。

店内に何か所が会計できるゾーンがあります。

「注文カード」をもって

あるゾーンで会計しようとすると

そこにいる店員が、

「向こうのゾーンで会計してください」と

言ってきました。

相当離れた場所です。

 

「なんだかなあ」と思いながら向かったレジで

その商品が欠品していることが判明しました。

 

レジまでこんだけ歩かされる敷地面積をもっていながら

「欠品で3日待ち」って

なんのためにこの敷地をもっているのでしょうか・・

 

こんなていたらくでは

ネットに負けますわ・・・

 

お店側の

レジに人を配置しない とか

レジを開けない

とかの行動が

お客様に与える悪影響を恐れないで

生産性だけを追求する企業が多い。

 

見た目の生産性勝負をするならば

人間はマシンに勝てません。

 

マシンのように動く人間を育てようと思っても

無理なんです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1か所しかないレジが無いコンビニで

お客様が御来店してるのに

モニターを見ながら控室で隠れて作業たり休憩する

なら営業時間短縮を検討したほうがいいのでは・・・

と思います。

 

大きな量販店なのに欠品しているなら

別に倉庫を建てるか

販売品目を減らしたらいいんじゃないですか

 

人を配置できない会計ゾーンは廃止して

1か所にレジを集めたらいいんじゃないですか

 

でも

「現場ではシステムもレイアウトも変えられない」

と思っているから 何も変わらない。

 

現場の人が

動きづらいなら「人にあわせて」

レイアウトやシステムを変えたらいいと思います。

 

しかし、人がレイアウトやシステムに合わせた動きを

しているのが、こういった店舗の現状ですね。

 

どんな業種でも

人が生き生きと働いているお店は魅力があります。

その逆のお店はだんだん沈んでいくように見えます。

 

生き生きしていない人を見るくらいなら

ネットやセルフ会計で買ったほうがいい、

ってなりますね。

 

こういう流れがサービス無人化の背景だと思います。

👇ポチっとしてください