飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

師匠の思い出

今週のお題「ごはんのお供」

 

前回、山田さんことゴウちゃんにいろいろ

教えていただいたと書きましたが、

特に、人(とりわけアルバイトさん)の

扱い方については、ホンマに

教えていただきました。

 

たとえば

生産性を一定にすること・・・・


予測した売上が来なかったときは、

休憩させたり、掃除や資材整理などをさせて

1人あたりの生産性を均一にする

 

そして

日頃

店長(経営者)は

営業中は常にアルバイトさんの生産性

を上げる事(=トレーニング)を意識する。


そのために

アルバイトさんの動きが見える場所に

身を置くことが基本ということをキチンと

教えてくれました

 

忙しくても忙しくなくても

バイトさんと一緒に

厨房で働いていた私は、

最初はゴウちゃんの言う事が

理解できなかった。

 

でも、自分の体を 

お客さん側に置くことによって

 

誰に何を教えるべきか

誰がどんなパフォーマンスをしているか

 

それがわかるので 

効果的に褒めたり

改善を促したりできます

アルバイトさんと一緒に動いていては

効果的に褒めることはできません

 

だれでも、習慣的になってる動き方を

変えるとなると、戸惑いますが

勇気をもって 

アルバイトさんを観察できる位置に

自分の身を置く。


すなわち「客席に出る」んです

これは お客様に近づく事にもなります

お客さんに近づけば売上を上げる為の

ヒントを得る事もできます。

一石二鳥ですね。

 

ゴウちゃんの言う事は

若いころの私にとって魔法の言葉でした。

その中でも

 

彼が赴任してきたとき 

シフトがなかなか埋まらなかったのですが

「大丈夫、大丈夫(私の言うとうりにすれば)人があまっちゃうようになるからね」

と、彼は言い切ったんです。


びっくりしました

とても信じれませんでしたが、、、

 

ものの1か月くらいでシフトは

きれいに埋まりました

 

衝撃でしたね

 

そのとき ゴウちゃんが何をしたのか

はっきり理解できたのは

自分が店長になってから

でしたね。

 

いろんなことを多角的に一気に実施したんだと

思います。

多分

・直属の部下の育成

・アルバイトの昇給システム整備

・アルバイトの昇給実行

・チーム別活動

・営業時間延長

・エンパワーメント

OJT推進

・モチベーションプログラム

リクルート

などを

一気にやっていたように思います

 

感謝したいですね