和歌山県は比較的、感染対策先進県でしたが、今回遅れて申請しました。辛抱できなかったんでしょうね。
いまのところ全国で和歌山県だけが2月27日までまん延防止特別措置が適用されることになっています。
そんな中、滋賀県で県内の飲食店関係者241人が「まん延防止特別措置を求めた嘆願書」を県に提出しました。代表者は長浜市の業者さんです。知事は要請しない方針です。
これは、「飲食店長のブログ」としては、ココロが痛む話です。
まん延防止特別措置を申請されると「なんや!また飲食店のせいにするのか!」という反感をもちます。でも、ほかの業種の方には申し訳ないですが、協力金があるので助かっていることも事実です。まん延防止特別措置が出てるから協力金があるのです。
滋賀県の飲食店さんは、自由に営業できる代わりに協力金が無い。
自分たちで売上げ確保していけばよいのですが、テレビを通じて供給される情報は、大阪や東京の事が多くて、まん延防止特別措置を実施している地域用のニュースばかりです。ネガティブな情報です。
そうなると、客足は遠のきます。
仮に私がフリーに営業できたからといって、充分な売り上げを確保できる自信なんかありません。
滋賀県でも京都に近い山科や大津のお店は京都から流れてくるお客様をキャッチできるかもしれませんが、長浜といえば京都からほぼ100KM以上なので、流れてきません。
不公平感を感じておられるだろうし、困っているだろうなあと想像がつきます。
滋賀も奈良も知事が「医療は大丈夫だ」と言っているのですから、どんどん商売すればよいのでしょうが、ご近所の県民の皆さんの意見はどうなんでしょう?
ねじれているんでしょうなあ。
滋賀県の皆さんには事業復活支援金とかを早めに支給してあげて、計画的な強化対策を打てるようにしてあげてほしいですね。せめて、今は苦しくても早めに「コ〇ナ後」への対策を打たせてあげてほしい。兵庫県などマン防地域は、今はそんなことできませんから。
将来的には、今、発令している地域とそうでない地域のどっちが良いかわかりませんが、滋賀県の飲食業の皆さんの気持ちは痛いほどわかります。
でも知事を攻撃する気もございません。
それこそ、みんな一丸となって乗り越えてほしいです。頑張って意地を見せてほしい