飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

私のお店の「チャレンジデー」

先週日曜日は「チャレンジデー」でした。チャレンジデーっていうと、売上げ記録に挑戦する日だったりするのですが、当店では「全員1年生で乗り切る日曜日」がチャレンジデーです。

 

先月、スケジュールを作成した段階で、「この日は休日で売上げが高い日だが、全員1年生でシフトを組んでみよう」と思いました。(大学)1年生諸君の最近の成長を見ていると「いけるんちゃうか?」と思うようになってきて、決めたわけですが、

1年生同士の中でも「この日1年しかいないやんか」というのが話題になっていたようで、みんな緊張しながら出勤してきました。(可愛いですね)

 

3連休だから、普段の休日より売上げが下がるという予測もたちましたので、そんなに悲惨な事にはならないだろうと思っていました。しかし、予測を裏切って、予約で満席プラス空席待ちが3組という事態になりました。

 

「もう、がんばるしかない」という状況でしたが、彼ら彼女らは見事やり切ってくれました。売れ行きがよかったので一部商品が欠品してしまい、私だけがミスした状態です。

 

その日が大崩れせずに営業できたことはもちろんよかったのですが、1年生のみなさんが、その日は1年生しかしない事に気が付いていて、お互いに話題にしていてくれていたことは もっと嬉しいです。

 

ホンマは、たかがアルバイトですから、そこまで意識してくれる必要もないのです。

 

だから、意識してくれてただけで、去年の人材育成は成功した、と言えるのでしょう。

 

一緒に働く事によって、人間関係はどんどん良くなっていきます。

今後は1年生同士が仲の良い友人同士になってくれれば、もっと楽しいアルバイトになるし、大学生活も有意義になるかもしれませんね。